仲がいいお客さんほど、わがままの頻度も高くなります。
しかし、わがままを言ってくれるからこそ、営業マンとしての信頼度も高いといえるでしょう。
クレームをすぐ対処することが更に信頼感と安心感をもたらし、長くお付き合いが出来る関係となります。

よく、値引きを求めるお客さんがいます。
これは、よくよく考えると、値引きをさせることがお客さんの満足度であり、けっして安く購入する目的ではありません。
本当に安値で買う場合は、交渉以前に、人間関係以前に、金額から購入先を探し始めます。
このようなお客さんは、固定客には向かず、永遠にいい商品(情報)に手にはいりません。

営業マンほど情報を持っている人達はいませんが、なかなか話してもらえないので、買い手の立場としては、いい情報を聞きたいなら、沢山の業者と友だちになることです。
中にはガセネタもありますが・・・全くの嘘ではなく、それに近い内容であると聞き流すことも必要です。

お客さんの中にでも、話好きな方もいますし、全く話が続かない方もいますが・・・
営業マンに必要な事は、自分自身がだれにも負けない趣味や特技を持つことです。
以外に無口なお客さんが、ものすごい釣り好きだったり、スポーツ競技者だったりするので、互いの趣味の話が、今後のカギをにぎる場合もあります。

私はハンドボールをしていますが、競技が異なる、空手やスキー、バレーをやっているお客さんとの会話が弾みます。
仕事の話が1割、あとはスポーツの話で仕事が終わります。

金儲けが大好きな人ほど、人の不幸話が大好きです。
・・・・が潰れたとか、・・・・が夜逃げしたというはなしは、ものすごく喜びます。
ですが、その商売が大好きな人は、人の不幸話を嫌います。逆に、・・・・さんはこうしてのし上がりましたよとか、・・・・・さんはこんな苦労をして、今、業績を伸ばしています。という話を好みます。

営業マンの師匠はお客様です。
営業マンは、お客さんの生き様を見てきています。
人生のドラマを、目の前で学ばせてもらっています。
お客さんの言葉には、心理があり、苦しみがあり、激励があり、愛情があります。
お客さんと同苦して、歓喜して、夢を語れりあえる営業マンを目指すべきです。