言葉で伝えることが苦手・・・とか、口で言ってもダメだから・・・とか、刺激を加えて指導すると上達が早いから・・・とか、いろいろと理由はありますが、結論から言って暴力はダメです。

教育評論家 親野智可先生はこんな事を言っています。

『たたいてしつけるとは、どういうことでしょうか?
それは、苦痛を与え恐怖心を植え付けることで子どもを支配することです。暴力の恐怖による支配、それ以外の何ものでもありません。
子どもにとって、たたかれることは苦痛そのものです。たとえ、それほど痛くないたたき方でも、たたかれたということ自体が、攻撃を受けたということ自体がショックであり苦痛なのです。

当然、たたかれることへの恐怖心が植え付けられます。子どもは、恐れを持って親の顔色を見るようになります。つまり、恐怖心と共に人間不信(他者不信)が植え付けられるのです。
同時に、子どもは、無意識の中で、親にこのように扱われる自分は大切な存在ではないと感じるようになります。もし自分が大切な存在なら、このように扱われるはずがないからです。こういう認識は抑えがたく出てきます。
これは自己否定そのものです。人間にとって、自分は大切な存在ではないと感じることはとてつもない痛みです。

このように、たたかれることで自己否定と他者不信が育ってしまうのです。』

わかりますね~
就学前だと恐怖心だけが記憶にのこり、大きくなると反発心から恨みと逆襲心さえ芽生えてしまいます。
怒鳴るとき、怒るとき・・・イライラが出てきたら鏡で見てください。
あなたの顔を・・・叫び

それから、笑顔を作って、もう一度子供と向き合ってください。
子供は、そんなあなたを待っていますニコニコ