答えを解く「楽しさ」を教えよう。
突然ですが質問です。子どもが、問題を解けずに悩んでいます。答えも解き方も
わかっている大人はどうすればよいでしょう。
①わかるまで丁寧に解き方と答えを説明する
②励ます&最低限のヒントを与える
③放っておく            

これは、僕のところでやっている塾での話ですよニコニコ

塾での指導の方針は、子どもが、まだ余力があるなら…③放っておく
子どもがあきらめきっているなら②励ます&最低限のヒントを与える

答えだけをすぐに教えないほうが、最終的には算数の力がつくんです。
「自分から進んで算数を学ぶ子」と「人に言われて算数を学ぶ子」のどっちが良い
かといえば、前者ですよね。
じゃあ、前者の子は、なぜ自分から進んで学ぶかとい
うと楽しいからです。
では、何が楽しいかと言うと、2つあって
楽しさ1
「試行錯誤する楽しさ」…なぞなぞやクイズで答えを考えるのって楽しい
ですよね。旅行のプランを考えるのも楽しいです。友人とどこに行くかを考えるの
も楽しいです。人って元々は、あれこれ考えるのが好きなんです。
楽しさ2
「解けたときの喜び」…何かを頑張って、成功すればうれしいです。
苦労して、成功すればなおさらです。

クラブで、苦しいトレーニングに耐えて頑張るのは、勝利したときの喜びを、過去に経験しているからです。
同じく「自分から進んで算数を学ぶ子」にしたければ、この2つの楽しさを、子どもにたっぷり経験させて、「楽しさ」中毒にしちゃえば良いんです。
そのためには、答えを教えないのが大事です。
だって、答えを教えちゃうと子どもは、「試行錯誤する楽しさ」「解けたときの喜び」が味わえません。
子どもに「教えて~」と聞かれても「教えな~い」と笑って受け流してしまいましょう。
聞くのをあきらめて、自分で考えてくれると信じてみましょう!!