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教育者と呼ばれる方々、学校の先生に限らず、地域の子ども達と関わる指導者のみなさんは、未来を開拓される、未来をつなぎ止める人間だと思います。

ある、シンポジウムで教育の実践記録を対象に、子ども達と関わる大切な5つのキーポイントを話されていました。
その5つとは
①「信じぬく」
②「ありのまま受け入れる」
③「励まし続ける」
④「どこまでも支える」
⑤「心をつなぐ」

というものです。

子供は嘘をつくものです、かわいい嘘です、誰にもわかる嘘です。
しかし、何故うそをついてまでも、自分を守りたい!!とおもうのでしょうかはてなマーク嘘をつくことより、嘘を言ってしまうほど、実は追い込んでいるのかもしれません。

①の「信じぬく」というカギは、子供ではなく、大人の意識の問題だと思います。
各家庭によっては、環境も違いますし、親御さんの教育方針も異なります。
全員が同じであれば、指導者は楽かもしれませんが、それは指導者の都合です。
大切なことは、今の状況を素直に受け入れることから、始めなければなりません。
それが②や③であり、それぞれの子供に応じた指導方法を与えることだと思います。
どんな人間でも、途中で投げ出したいとおもったり、挫折をするものです。
子供がどん底までいったとしても、支えてあげることが大切です。
それには勇気が必要です。指導者の寛大な心が必要です。
それが④であり、そのことがあって⑤があるんだと思います。

僕たち指導者も『勝利』という大きな目標を持ちながらも、一人ひとりの指導を怠ったら、全ての目標を見失ってしまいます。
心技体という、こころから仲間を思い、チームを思い、応援してくれるみんなを思い、教えてくれた指導者を思い、力の限り戦うところに、本当の勝利があるものです。
保護者の皆さんは『優勝』してほしい~という気持ちと、ご自分のお子さんの活躍が先行し、そのステータスである段階の内容を見ていないものです。
試合会場に来て、喜んだり、残念におもったりしますが、子ども達が成長する過程を、ずっと見守れる方だけが、本当の勝利を味わえると思います。
だから、色んな事に関わることが重要です。
でも、関わるということは、忍耐が必要です。
我慢も必要です
思ったことや感じた事を、ぽんぽん言ってしまったら、全ての計画がダメになる場合もあります。
こうして、チームという組織とかかわって、指導者のみなさんと労苦を共にしたことが、のちのちの子供のためとなり、親御さんとしても大きな成長となります。それが全ての勝利に繋がります。
この『全ての勝利』というものは、一生のうち何度も味わえるものではありません。
それを、ぜひお子さんが小学生時代に一度味わって欲しいと思います。
それが、家族の原点となると思います。


いよいよ、観光シーズンとなりました。
函館山から見る街並みは世界三大夜景の1つでもあります。
7月8月は霧がかかる時もありますが、絶対に美しい街で絶景です。
一度、函館に来てくださいね。
$潮ハンドボールクラブ-監督の日記-函館夜景