衆議院議員の玉木雄一郎氏が、「持ち込ませず」に焦点を当てて疑問を投げかけたことが問題視されました。「非核三原則の見直し」を提言したと誤解されたのです。


https://youtu.be/DTjNwnQlMKg?si=RVhRf_-gGJ0_sTWN

accessed on June 21, 2024.


この手の話題ではすべて、「国民的議論をしよう」で締めるのが定石なのですね。議論の仕方を教わったことのない民衆に何ができるのでしょう。この国で、平和一辺倒の核政策に異議を唱えようものなら、反核主義者をヒステリックにしてしまうのです。

「核なき世界を否定したな!」

「核戦争を望んでいるのか!」

「被爆国の自覚はないのか!」

「原爆の惨禍を忘れたのか!」

反核主義者は非核三原則を盾にし、自らの正しさに自信を強めてきました。


「議論」といえば、相手を負かすことを目的とした言い争いと勘違いされます。建設的な議論のできる人を育てる教育がないからです。それから、議論を采配する中立役の登場が待たれます。わたし達が生きている間に実現するでしょうか?


「非核三原則を守り抜いた国の末路」と申しましょうか。反核主義者の言いなりで戦禍を被っては困りものですね。