色々な方のブログで
時々、話題にあがる臍帯血。

今回の妊娠
実はこの臍帯血を保管するかどうか。
いまもなお、悩み続けています。



私の実の弟は
2018年の6月、会社の健康診断で、ひっかかり、
そこから再検査を繰り返し

2018年の8月
骨髄異形成症候群と診断されました。
弟が、27歳でした。
あまり耳にしたことは病名かとおもいますが
いわゆる 血液のガンです。

これが転化すると急性白血病になります。
この病いに効く薬はなく
完治への道は骨髄移植のみ

選択肢は2つ
骨髄移植か、臍帯血移植

兄弟は
25%の確率でHLAの型が一致し
骨髄移植が可能になります。

運良く
私と弟はフルマッチ。

1日でも早くと

2018年10月
私がドナーとなり
骨髄移植が行われました。
三男は生後7か月でした。

ドナー体験は長くなりますので
また別の機会に書きますが
これを他人の為に出来る方は
私は本当に素晴らしい方だと思います。
また、
ドナーを待っている方が
どんな気持ちかも垣間見ることもできました。

なんとなくで、
ドナー登録はするべきではないと
心の底から感じました。


さて、話はそれましたが、

弟の移植は成功。
今も闘病中ではありますが、
なんとかではありますが、
社会復帰にもこじつけました。


自己の臍帯血があれば



もちろん
病いなった家族をもつ身。


真剣に悩んでいます。

今回の妊娠で、
いろいろ調べました。

ただ、日本は
自己の臍帯血の保管は
まだまだ実績が少なく、


とっておいても
使えない場合が多い。

本来、臍帯血は
移植されるまでに
様々な検査を経ます。
自己はいざ使用するとなってからの検査。
待ればいいですが。

自己の臍帯血を使用しての治療を
してもらえるかも不明。

現在、自己保管の臍帯血は
指の数ほどしか
使用されていません。

弟がお世話になった
東京都内の
臍帯血移植で有名な病院。

担当医にききました。

わたしは使用したことはなく
また使用できるかはわかりません。

できれば、
医者としては

臍帯血バンクに協力してほしい。


確かに私はみてしまった。
移植の時に
臍帯血を待っている方々を。

移植前に入院した際

同室の方は白血病。
40歳で2人のお子さんをもつおかあさんでした。

フリースペースでは
移植を待つ方
された方が沢山いらっしゃり

臍帯血で助かる命をみてしまった。

同時に
これからさきの未来に子供達になにかのときに
臍帯血を保管していればと後悔しないだろうか。


きっと答えはないのだと思う。
そして、どう選択しても
間違いはないのだろうなと。