皆さん、舌の正しい位置をご存知でしょうか
舌に正しい位置があるなんて、初めて聞く方も多いかと思います。
日頃、夢中になって本を読んだり、テレビを見ているときに口をポカンと開けて上下の歯の間に舌を出していたり、食べ物を飲み込むときに舌を付き出し、歯を押し出す癖に心当たりはありませんか?
この癖のことを、舌癖といいます。
舌癖のある人は、いつも舌が下あごや上下の歯の間にあり、歯を押し出しています。
そして、飲み込むときには、さらに押し出す強い力が歯に加わるのです。
また、いつも口を開けているため、舌が内側から歯を押し出す力に対して、外側から押さえる唇や頬の筋肉が弱く、力がありません。
そうすると、舌に押されて出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間があいたり、
上下の歯が噛み合わない歯並びになってしまいます。
また、話をするときにその隙間に舌が入るため、サ行、タ行、ナ行、ラ行などが舌足らずな発音になることもあります。
舌癖は 口を開けて息をする鼻の病気
のどの病気
舌の癖が強い人
舌の裏のひもが短い人
3歳~4歳の指しゃぶり
などが非常に大きな原因になります。
舌の正しい位置 とは
上あごの前歯の後ろにポコッとした膨らみがあります。
その場所に、舌の先をとがらせてつけます。
その状態をキープしたまま唇を閉じて、奥歯は軽く噛みます
それが、リラックスしている時の舌の正しい位置です。
これをしばらく続けて舌が疲れてくる方は、普段舌が正しい位置にない可能性があります
正しくない舌の位置を大人になるまで放っておくと、改善を図るのは難しくなります。
ですから、小さい子どものうちに
正しい舌の位置を覚え、正しい飲み込み方を覚え、それを習慣化していく ことが重要です。
舌を正しい位置に置き、お口のまわりの筋肉を強化して正しく機能することにより、
不正咬合(受け口や出っ歯など)の原因となる舌癖の改善、予防や、口呼吸の改善 を行うことができます。
これには、お口周りの筋肉を鍛えるトレーニングも効果を発揮します。
気になる方はトレーニング方法のプリントを差し上げますので、お気軽にご相談くださいね。
歯のこと、相談もいつでもお聞きしますので、是非一度ご来院ください
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