こんにちは!
岸和田市宮本町にある うしまど歯科 院長の牛窓啓子です。
今日は、お子さんの指しゃぶりのお話をしたいと思います。
赤ちゃんの時に癖になってしまった指しゃぶりが、2歳、3歳になっても続いている……
指しゃぶりはいつまでにやめさせたらいいの?
どんな悪影響があるの?
そんな相談を、親御さんから受けることがあります。
出来ればすぐにでもやめさせたいけれど、無理に禁止したら子供が寝られないし……
という悩みもありますね。
指しゃぶりはできるだけ早く辞めさせた方がいいのは確かなのですが、
できれば3歳までには、遅くとも小学校にあがるまでにはやめさせましょう。
指しゃぶりによって現れる悪影響ですが
・開咬(かいこう)というのがあります。
指をしゃぶっていることによってかみ合わせが狂い、前歯が外側に開くことで、
前歯でものを噛めなくなってしまうのです。
前歯部開咬、臼歯部開咬など、いろいろなケースがあります。
指しゃぶり以外にも、ベロをもてあそぶ舌癖、口で息をする口呼吸なども原因のひとつです。
かみ合わせが悪いと食べ物が食べづらく、健康にも良くないので、早めにやめられるといいですね。
やめさせる方法ですが
絵本の利用や、指に専用のお薬を塗る、指人形をはめてあげる……などがあります。
基本的には、叱って辞めさせるのではなく、やっていないことを褒めてあげる姿勢で接してあげてください。
また先日、先輩の歯医者さんから面白い方法をお聞きしたのでご紹介します。
① 両腕の肘の周りに、ゆるくタオルを巻く
② そのまま寝る
これだけです。
肘にゆるくタオルをまくのは、肘を曲げても指がお口に届かなくさせるのが目的です。
指しゃぶりが出来ず落ち着かないため、1~2日は眠りが浅く、あまり寝られないかもしれませんが、
3日目には眠さのあまり爆睡するそうです。
そしてよーく眠った翌朝、指しゃぶりをしないで寝られたお子さんを、思いっきりほめてあげます。
すると、指しゃぶりが辞められる、というのです!
2晩ほどつらいですが、指しゃぶりでお悩みの方は、試してみるといいかもしれません。
注意:腕に巻くタオルは柔らかいものを選び、外れないけれど腕がうっ血しないくらいに巻いてあげて下さい。
首などにタオルがまきつかないよう、十分注意するのも忘れずに!
お悩みの方は、是非一度ご相談ください。
きっとお力になれると思います。
うしまど歯科では、歯磨き指導やフッ素の使い方のアドバイスも積極的に行っています。
歯のこと、相談もいつでもお聞きしますので、是非一度ご来院ください。
うしまど歯科ではネット予約も行っています!
この機会に定期検診はいかがですか?
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