こんにちは
岸和田市宮本町にある うしまど歯科 です

今日は思春期歯肉炎についてお話します
思春期性歯肉炎とは?
大人になってからの歯肉炎は歯周炎に進行して歯を支える骨にまで影響を及ぼしますが、
若い人の歯肉炎が重度の歯周炎にまで進行することはほぼありません。
しかし、歯肉炎はお口の中の歯周病菌に感染することで起こるため、
お口の中が清潔に保たれていないと再発しやすくなります。
将来、本格的な歯周病にならないためにも、毎日の磨き残しのない歯磨きやケアが大事です
中高生の生活習慣と歯肉炎
中学生・高校生になると部活動や受験勉強などで食生活が不規則になります。
近年では長時間ゲームをする子供が多く、スマホやゲームをする時間が長いと歯肉炎を発症しやすくなるという報告もあります。
自分の歯で一生美味しく食べるためには、日々の歯磨きや定期的な歯科健診とともに、生活習慣の見直しも大切です。
夜更かしをして、夜食をとってそのまま寝てしまうことがないように気をつけましょう
どこで気づく?保護者と歯科医のチェックポイント
家庭では、お子さんが「歯みがきの時に血が出る」「歯ぐきがムズムズする」などと訴えていないか、
よく観察することが大切です。また、歯並びが乱れている、
ブラッシングが雑になりがちな場所(奥歯の後ろ側など)がないかもチェックしてください。
歯科医院では、専門的な歯周ポケット測定やプラークの状態チェックなどを通じて早期発見が可能です。
こんな症状は要注意
– 歯みがき時の出血が2週間以上続く
– 歯ぐきが赤く腫れている
– 歯と歯の間に食べ物が詰まりやすい
– 口臭が強くなった気がする
– 歯の根元が見えるようになってきた
これらの症状は軽視されがちですが、放置すると重度化する可能性があるため、歯科医師の診察を受けるようにしましょう。
予防の基本はやはり「正しい歯みがき」
子どもの歯周病予防の第一歩は、毎日の正しいブラッシングです。
歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に当て、小刻みに磨く方法を身につけることが重要です。
年齢が低いうちは保護者の仕上げ磨きが必要であり、中高生になっても
定期的に歯みがき方法を見直す機会を設けると効果的です。
歯科医院でできること:早期発見と適切なケア
歯科医院では、歯周ポケットの深さや出血の有無、歯垢・歯石の除去、フッ素塗布、歯磨き指導などを行い、
歯周病の進行を食い止めることができます。また、思春期性歯肉炎は一時的なものであっても、
慢性化する可能性があるため、歯科医院での定期的なチェックが不可欠です。
子どもの歯ぐきを守るために家庭でできること
– 朝晩2回の丁寧な歯みがき(特に寝る前)
– 定期的な仕上げ磨きの実施
– 甘いお菓子やジュースを控える食習慣
– 3ヶ月〜半年に一度の定期検診を習慣化
– 歯ぐきの色や腫れの変化に日々目を向ける
これらの生活習慣を見直すことで、子どもの歯周病予防につながります。
まとめ:今こそ「子どもの歯周病」に目を向けて
「子どもの歯周病」は決して珍しい病気ではありません。むしろ、成長期特有のリスクを抱えるため、
保護者と歯科医が連携して見守る必要があります。思春期性歯肉炎を単なる一時的な炎症と見過ごさず、
早期に気づいて正しく対応することで、将来の口腔トラブルを予防できます。毎日のケアと定期的なプロの診察で、
お子さまの健やかな口腔環境を守っていきましょう

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