映画 "ボクの妻と結婚してください"
昨年ドラマ化されたのを見ていた。
やはり初めてタイトルを聞いたら、
「えっ、何?、 どういうこと?」って思うよね…(^^)
インパクトあるタイトルが気になりドラマを見始めたっけ…(^.^)
現実にはあり得ないような話、見始めの印象はあまり良くなかったが、週を重ねる毎に引き込まれていき何度も涙した。
温かく良い作品だった……
そんなドラマの印象が強くあったので、映画を観るつもりはなかった。
きっと比較しちゃうだろうし…(^_^;)
それなのに、観に行ってしまった…
気にはなっていたのだよ・・・
観た人のレビューをみると、
こんなに泣ける作品はない。
涙が止まらなかった。
今年一番の泣ける作品。
好意的な感想が多かったので、
それでは…と行ってみた。(@^^@)
2時間弱の中できれいにまとまっていたが、ストーリーを知っているからか、私は思ったほど泣けなかったよ…(^o^;)
自分がいなくなった後、家族が笑っていられるように、自分の代わりに守ってくれる人を見つける・・・
修治の気持ちもわからなくはないが、
でも、やはり私は無理だな……
受け入れた彩子はすごい妻です…
全体的に修治が元気過ぎる印象で、
特に結婚式のシーンでの歩き方や流暢に喋る修治には少し違和感があったり、
エンドロールの映像(写真)でその物足りなさがカバーされたが、父親としての顔がもう少し欲しいとも思った。
とはいえ、
ほっこり温かく、今の季節に合う作品だった…(^.^)
あと、この映画の魅力は、
キャストでしょうか…(*^^*)
世の中の出来事を「楽しい」に変換しようとする修治役に織田裕二。
最近はドラマでも個性的な役を演じているし、チャレンジしてるなぁ…(*^^*)
幸せそうに笑った顔が良い…(^^)
そんな修治の妻、彩子がとても魅力的!
演じている吉田羊も自然体で、彩子のイメージそのままで良かった。
自由人の夫に振り回されているようで、実は夫を立てつつも掌で踊らせているような……そんな賢い妻。(^-^)
彼女の間合いや表情、さすがです…
息子の陽一郎、
両親の頑張っている姿を見て自分も頑張りたくなったと中学受験を決めた。
父親の病気や身勝手な計画を、まだ小学生なのに一生懸命理解しようとするし…
どうしたらこんなに良い子に育つのだろう…(^.^)
元先輩 結婚相談所の知多かおり、
修治の無謀な計画に「共犯者」として一生懸命協力してくれるのは、高島礼子。
頼りになる役がピッタリ。
お見合い相手の伊藤正蔵、
修治が惚れ込むくらいの良い人。
原田泰造の優しく安心感のある笑顔がこれまたとても良い。
優しい表情が伊藤にピッタリだ。
登場する人物みんなが良い人。
良い人過ぎるくらいだ…(*^^*)
家族を幸せにしたかった修治だが、
一番の幸福者は修治だ……(*^^*)
人の温かさって良いなぁ……と、
思える作品だった。
そしてこの作品、
良さが出るのは、映画より連続ドラマの方では…と思えた。