大丈夫、大丈夫。
そう言い聞かせて、朝一で病院へ。

先生に呼ばれる前に
助産師さんが赤ちゃんの心拍を確認。














数秒で察した、嫌な予感。








『ちょっと待っててねー…』と
他の助産師さんを連れてくる。

『こっちかな…?』と
心拍を2.3人で確認。

『いや、これはママのでしょ…
  これじゃない?ベビーのは…』と
言っている。

一人の助産師さんが
『先生にエコーで
  ちゃんと見てもらおうね!』と
笑顔で言う。



















嘘でしょ。
大丈夫だよね?
そんなわけないよね?


もう生きた心地がしない。













その日は院長先生がいなくて、
非常勤の先生で、ますます不安になる。









『胎動が少ないんだって?』
そう聞かれて
もう、動いた気がしたのも
よくわからなくなり、
とりあえずエコーさせてと言われる。








先生がエコーを始めて、
一ヶ所に置いては数秒とまり
また別な場所に置いては数秒とまり…













素人が見ても、















動いていないのがわかった。






だって、いつもこんなんじゃなかった。
目まぐるしく動き、
くるくるしてたもん。













助産師さんも
唇を噛み締めて見ている。













先生が専門用語を発した。




















『動いてませんか…』
と聞いてみる。












『俺の見間違いだといいんだけど…
  動いてないんだよね…
  ここ、心臓なはずなんだけど…』

























 



天井を見上げて
全てが終わったと思った。