のびのびと海外生活を楽しみながら

しっかり実力を伸ばしたい小学生と

オンラインで国語の授業をしています、

のびのび進学塾じょんじょんです。

 

 

 

たくさんお問い合わせいただき、

ありがとうございます。

ただ今、新規生の受講を

ストップしております。

3月になりましたら、

新規受講生の募集を行います。

だんだん3月が近付いてきて

新たな出会いが今からとても楽しみです。

 

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いつもは、海外在住「でも」

国語力を伸ばすことにフォーカスして

ブログを書いています。

今日は、いつもと趣向を変えて

海外在住「だからこそ」子育てに

意識的に生かしていきたいこと

二つをお話ししていきます。

 

 

 

 

1現地のことについて

 現地語で学ぶ。

 

 

海外でバイリンガル子育ての

醍醐味といってもいいのが、

現地の文化や時事を現地語で学ぶ

ということでしょう。

 

 

 

日本に住んでいて小学校で、

大統領制やグランドキャニオン、

第二次世界大戦などを

学習する機会はありますが、

現地語で、現地の方から、現地で

学べるというのは、子どもが

学びを自分事としてとらえるには

めちゃめちゃ美味しい状況です。

 

 

 

例えば、大統領制のことだったら...

今年の秋には、大統領選挙がありますね。

子どもたちには選挙権がないにしても、

アメリカの方たちの熱の入れようを見ると

子どもたちも政治について見聞きする機会が

大幅に増える時期でもあります。

 

 

 

子どもが「大統領って何?」と

尋ねてきたらそれは素晴らしい

チャンスですが、そうでなくても

夫婦の会話や親子の会話の中で

こちらからその話題を振ることもできます。

 

 

 

その中で、子どもが少しでも

興味を示したり話に乗ってきたりしたら

そのトピックについて、このような動画を

一緒に見るのもいいなと思います。

(↓ 下は大統領の仕事についての動画)

 

 

なんとなく興味をもったり

理解ができたりしたら魔法の質問の登場です。

「じゃあ、日本はどうだろう?」

 

 

 

もちろん、日本の選挙制度を

知らないお子さんの方が大多数ですから

そこで、「日本はアメリカと一緒だと思う?

それとも違うと思う?」と尋ねます。

その考えの本人なりの理由を

問うてみてもとてもおもしろいです。

 

 

 

たとえ、その論理が「なんとなく」や

「AはBだから」などと飛躍していても

まずは「うんうん」と聞いた上で、

こういった動画を一緒に観るのも

とてもおすすめです。

 

 

もちろん、ここで日本のことについて

尋ねずに、お札に描かれた歴代大統領に

ついて話を広げて行っても楽しそうです。

 

 

 

日本に住んでいたら、

教科書からの知識でしかないものが、

そこに住んでいるからこそ、

自分事としてとらえられ、自分自身の

経験を伴った知恵となっていく。

そんなことができるのも、

海外在住ならではだと思います。

 

 

 

 

 

2外国だからこそ、自国の

 文化に気付く機会を設ける。

 

 

私は、学生時代に日本に住んでいたときは

日本文化に全く興味がありませんでした。

もちろん、世界に誇れる素晴らしいものだ

という認識はありましたが、

あまり注意を払うことは少なかったように思います。

 

 

 

それが、アメリカでそ育てをしている今、

お正月にはお餅をついたり、節分には

豆まきとお菓子まきをしたり、

ひな祭りには子どもとおひなさまを

折り紙で作ったりと、日本文化を

生活に取り入れながら楽しんでいます。

 

 

 

我が家は、白人さんが7割ほどを占め、

アジア人は人口の5%以下という

アメリカ中西部の地方都市に住んでいます。

長女の学校へ行っても、

東アジア系のお子さんは4、5人ほどしか

見たことがありません。

日本語を話すお子さんはいません。

 

 

 

そのような中で生活していると、

否が応でも「違い」を意識させられます。

こうした「違い」に目が行くことで、

「日本では...」「日本人なら...」と

自国のことについての理解が深まるのは

皆さんも経験済みではないでしょうか。

 

 

 

例えば...

ウォルマートの季節商品コーナー、

もうすでにイースター一色ですよね。

イエスさんがお亡くなりになった

3日後に生き返ったことを祝う

宗教色の強いお祭りですが、

毎年、春分の日の後の

最初の満月の次の日曜日に設定されています。

 

 

 

時期を見ると、長い冬が終わって

春の到来を祝うという意味も

大きいように感じます。

日本にも「春が来た」と祝う行事が

あるかどうかを考えてみると...

ひな祭り、花見と思い浮かびますね。

 

 

 

「じゃあ、もともとひな祭りって...」

「秀吉が1,300人を招待して花見を

 してたけど...」などなどと広がっていきます。

 

 

今日は、海外在住だからこそ

それを生かした子育てについて話しました。

現地のことについて

自分事としてとらえながら現地語で学ぶ、

異文化との比較を通して

日本文化について改めて学ぶ

といったことは、私たちの状況を生かせるなぁ

と改めてワクワクしております。

 

 

 

今日もありがとうございました。

良い週末をお過ごしくださいね!!