給与引き上げ⁉ | UKマスターのONOFFブログ

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2代目税理士が「税務」「会計」「企業」「事業承継」「経済」など”ON”の話しや「スポーツ」「芸能」「趣味」「グルメ」「ローカル」など”OFF”の話しを、基本的には前向き(笑)にいろいろな目線で書きたいと思います。気分次第での更新となりますがご容赦ください。

衆議院が解散して

 

先日、公示され選挙戦に

 

各党が公約を掲げていますが

 

成長だとか、分配だとか、消費税減税だとか、給費金支給だとか

 

論じていますが・・・

 

昨日、クライアント様のところでの経営者との会話

 

🐄「厳しいながらも売上を確保し何とか利益を出していますよね」

 

👤「そろそろ冬の賞与支給の査定しないと」

 

🐄「前年並みには賞与支給できそうですよ」

 

👤「前年は前々年より支給額を増やしているから今年も増やしたい」

 

🐄「増額して支給しても資金繰りもなんとかなるので可能況ですよ、それに給与の総額が前年より増加すると税額控除受けられますから」

 

👤「そうだったね。この前の決算の時も税額控除受けていたよね。来年も受けられるように賞与も含め給与総額を増やせる状況で頑張りたいね」

 

🐄「ただ、賞与支給の翌月は社会保険料が半端なく高いですから準備お願いします」

 

👤「社会保険は会社と従業員が折半だから負担も増えるよね」

 

🐄「社会保険は税金と違っていつの間にか勝手にあげられています」

 

なんていう会話を

 

給与引き上げについては成長していくために賛成で

 

社会保障費が必要なのもわかります

 

ですが、給与を引き上げろということは、別の見方をすると従業員も会社も社会保険料が増え、従業員においては所得税も住民税も増えるということですので、どれだけ手元に残るかと考えると・・・

 

会社経営者は企業を守り、従業員を守り、取引先を守ることを考えています。そのために内部留保することも、今回のコロナ感染などの有事に備えるためには必要です

 

コロナ禍で内部留保してこなかった企業が苦しんでいるのは誰もがわかるのではないでしょうか?

 

政治家の皆さんには人気取りではなく、真に国や国民のことを考える方になってもらいたいですね

 

また、自分は三方良しの経営ができるように貢献できればと(^^)/