私と1番上の姉と北大病院へ行った日
昔からかかっていたS病院の先生がどうしても北大病院へ行かせたかったから
本当はもっと早く入院させてあげたかったから他の病院へ行きたいと言ったのに
「そしたら北大病院へは行けなくなるよ」と言われ予約の3月31日まで我慢した
なんか脅しのようだったと
北大病院で、父の状態では受け入れられない
すでに治療はない状態だからと
父は十二指腸がん
もっと早く見つけてもらえるチャンスはあったのに(長くなるので後日書こうかな)
そこで検査だけでもしてもらえないかと直談判(母と三姉妹と姪っ子と父を囲んで)
教授先生なのに、偉ぶるところもなく私達の気持ちを汲み検査をしてくれることになった
結果は、翌日
うちでは受け入れられないけど教え子のいる病院が良いと思う、と結構大きい病院を勧めてくれた
そして、姉と二人で結果を聞きに行った
やはりすでに何もできないこと
前日に言った病院ではなく緩和病棟のある系列の病院を勧めますとのこと(私達が前日に言われた病院を調べた資料を抱えていったので申し訳無さそうに)
すぐに入院できるのかなど質問したら、教授先生自らその場で病院の教え子に電話してくれて午後に入院決定
とてもありがたかった
そして、2番目の姉にその病院まで父を連れてきてもらった
その車中、吐血
そのまま病棟へ
姉と二人で担当医の話を聞きに行き、余命4ヶ月
動けるのは3ヶ月ほど。今のうちに会いたい人に会わせてあげたりしてと
その時、「癌になってしまったことは残念だけど、この年まで(84歳)健康でいられたことは凄いこと」と言われ
あ〜そうだよねと思うことが出来た
父はやっと入院できてほっとしていた
夕方私の家族が来てくれた
父は目を開け握手しながら「悪いねぇ、良く来てくれたね」と
これからは交代で父のそばにいることになるから、私は一度自宅に戻ることにした
そして主人と色々なことを話しながら深夜1時過ぎに寝ることにした
そして、私の携帯が鳴った
つづく