恥じらいの聖杯伝説

懐中温泉です。

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ダン・ブラウン作『ダ・ヴィンチ・コード』

は、小説なので、次の頁を読ませることが

最大の目的の娯楽小説です。

しかし、その次の頁を読ませるために

驚くべき蘊蓄を傾けてたった2日間の

出来事にキリスト教会の歴史2000年

を詰め込んでいます。

テーマは「聖杯」であり、
「薔薇（ばら）」とも

表現されますが、女性の子宮です。

詳しくは、
私がここで拙い説明をするよりも

本作を読まれ、映画を観ることを

おすすめします。

ここでは、小野小町が、

キリスト教の異端勢力と深く関わり、

日本にまで到達した集団のリーダーであった、

という点に着目したいと思います。

キリスト教会は、教会として創立され、

組織として存続する過程で、

イエス・キリストを神の子としました。

つまり、人間ではないのです。

神の子なので、聖母マリアのお腹に

宿りはしましたが、彼女は

そもそも処女で、天使から受胎を

告知されています。

神の子なので、可能なのです。

ところが、『ダ・ヴィンチ・コード』

にもある通り、イエス・キリストは

人間であり結婚もしていたし、その妻は

現在マグダラのマリアとされる女性でした。

聖書ではマグダラのマリアは

娼婦とされていますが、
新たな史実として家系譜が見つかりました。

彼女は、ダビデ王・ソロモン王
というイスラエルの王族に
連なる由緒正しい家系の女性でした。

そのため、彼女が娼婦などではなく、

歴然としたイエスの妻であった。

このような
驚愕の事実が判明しています。

しかも、彼女はイエス処刑の際

女児を胎内に宿しており、
その女児の系統が

今にいたっている。と

聖杯とは、
そのマリア系譜の女性の
子宮のことを

言っているのです。

子宮は、
永遠の命をもたらす杯（さかずき）です。

カトリック教会は、
自ら創造するこの聖杯、
すなわち子宮に対する敵意・攻撃をその

権威が絶対となるにつれて露わにします。

なぜか

それは、カトリック教会の存立基盤は、
イエス・キリストが神の子である、
人間の子ではなく神聖な存在であると
いうことにあるからです。

その権威を根源から崩しかねないマリア
という妻は娼婦にしてしまって、
そもそも結婚していないことにしてしまう。

イエスと子宮との関係を一切遮断したのです。

誰もが皆キリスト教徒であった
中世ヨーロッパの歴史をひもといてみれば
わかりますが、
異端と魔女の排斥・虐殺の歴史です。

そして、いずれもが、この子宮の存在

と切り離す事はできないのです。

という観点から小野小町を振り返りますと、
その存在条件についても新たな理解がで

きます。

彼女（たち）は、
子宮、すなわち聖杯とそのはかなさの美とを
守ろうとしているのです。

はかなさの美とは、

恥じらい、

です。

小野小町は

子宮とその産物である恥じらい

とを守るのです。

あなたが
子宮と恥じらいとを守ろうする限りにおいて、

そしてヨーロッパに祖先をもつのであれば、

小野小町である

それは、こうしたわけだったのです。

もちろん、
いろいろ疑問が湧いてくることでしょう。

小野小町が文献に現れるのは
9世紀ではないか、と。

ここでもまた、
小野小町の条件の1つ
間接キスがその問いに答えるのです。

小野小町は間接技（かんせつわざ）
の名手でもあるのです。

さて、どうでしょうか。

以上のお話を聞いた上で、あらためて
小野小町であるための要件を
チェックしてみましょう。

１　以下の４つが得意である。

　大和撫子のおじぎ

　あかんべー

　ウィンク

　間接キス

２　子宮で思考して

　　恥じらう。

３　おしゃれが、ただ楽しい。

４　寝る前に羊の数を数える

５　顔の彫りが深い。


これまでと全く違う光景が
あなたの前に広がるはずです。


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懐中温泉