ウィンク殺人事件 | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です。


あなたは、ウィンク殺人、
というゲームを

されたことがありますか。



これは、グループで行うゲームで、

輪になります。



あるいは、互いに視線を交わすことが

できるような位置で座ります。



カードかなにかで鬼を決める

ようにします。



鬼は殺人鬼となり、他の人を殺して

いくのです。


もちろん、刃物やその他で実際に
殺傷するのではありません。


目で殺すのです。


そう、歌手・田原俊彦氏の持ち歌である

「目で殺す」


あるいは、


「糸屋の娘は目で殺す」


のです(笑)


この場合、ウィンク殺人なので、

ウィンクで殺人します。


お茶やお菓子とともに穏やかに
談笑しながら、ターゲットを定め、
目があったら、他の人には

気づかれないように、密かに、殺す。


ウィンクをされた人は、
ルールにしたがって

心の中で3秒、『1・2・3』と算え、

「死んだ!」と言って、死にます。


殺人鬼は、次の仕事にとりかかるべく、

ターゲットを物色し、狙いを定め、

殺す...


これを繰り返し、現行犯で取り押さえ

られるまで殺人を繰り返します。


理想は、自分以外の全員を殺すこと

です。



首尾良く納めるには、とくに最後の

2人を連続して殺す、
というハイ・テクニック

が必要になりますね。


殺人という物騒な文言に、ウィンクという

わくわくする言葉を接続すると、かように

エレガントでありながら、エキサイトする

行為になるわけです。


さて、タイトルに、事件、としました。


何が事件なのか、と言いますと、

このゲームが最近、巷の中学校などで

復活している、というのです。


もともと、
日本人に限らずモンゴロイド系

のアジア人は、このウィンクを

あまりしません。



少なくとも欧米人のように日常生活に
取り入れてはいないのです。



目配せ、という言葉がありますが、
これはウィンクをそのまま意味するもの
ではありません。



・・・ここまで書いていて、

ちょっと、不安になりました。


あなたは、そもそもウィンクを

ごぞんじですか。



「馬鹿にしないでほしい。」


「そんなの、知っている。」


安心しました。


そうです、3ステップで構成されている

あの一連の行為です。


わざわざ書くまでもないのですが、


ステップ1 両目を開けている。


ステップ2 一方の目を開きつつ、
  もう片方の目を

  閉じる。


ステップ3 閉じた目を開く。


これがウィンクです。


ご存じですね。



では、うかがいますが、あなたは

これまでの人生でウィンクを
したことがあるでしょうか。


あるいは、誰かから

されたことがあるでしょうか。


少なくともこのゲームを
したことがあれば

ある、と断言できますね。


しかし、もしかすると、

ないんじゃありませんか?


この世は2つの人種に別れます。


ウィンクをする人間と

そうでない人(ヒト)とです。


そう、この人種の差は、

人間と人(ヒト)と

に別れます。


あなたは驚くかも知れませんが、

この、ウィンクというアクションが

とれるのは、直立歩行のできるほ乳類

だけなのです。


もちろん、アニメや特撮映画などで

他の動物や無機物がウィンクして
みせるかもしれません。


しかし、その場合、彼らは動物や
無機物の形をしている人間なのです。


したがって、実際に、お宅のワンちゃんは

ウィンク芸だけはできないことでしょう。


言い換えると、もしも犬に向かって

「ウィンク!」と命じてウィンクして見せる

とすると、
その犬は進化していることになります。



進化という言葉を使いました。


上の人間と人(ヒト)との間には

進化のワンステップが横たわります。


それは肉体上の進化というよりも

社会的な進化です。


人間


人と人との間


それをつなぐのが、まさにこの

ウィンクなのです。


個人主義の発達と共に、欧米社会では、
このウィンクという
遠隔高速コミュニケーション手段を

早くから採用しています。

日本のように、いわゆる「察する」

文化の希薄な地域で発達する傾向に
あります。


実は、1990年頃に
デュオの歌手、Winkが現れたときに

このゲームは一気に廃れました。

彼女達が日本の特に若者の間で

人気が出るようになると、
このウィンクという行為をする

人もいなくなりました。



Winkというのは彼女達のことであって

私たちが行う行為ではなくなったのです。



もともとそれに匹敵する言葉がないので

カタカナでそのままウィンクとしなければ

ならないわけです。


しょせんは借り物、ということで

日本社会から1990年代、

この行為は抹殺されました。



デュオWinkがウィンク殺人を、

あるいはウィンクを抹殺したのです


つづめていうなら、

Winkがウィンク殺人を殺人したのです。


少しくどいですが(笑)



黙殺とは、

もちろん黙って殺すことをいいます。


Winkはウィンクを黙殺したのです!


ウィンク殺人事件の犯人は
Winkだった、というわけですね。


しかし、どこかにDNAが残っていた

のでしょう。


今、中学生を中心に巷で静かに

このゲームが再開されている、と

いう情報が入りました。


これが事件と言わずに
何が事件でしょうか。



彼ら中学生は、おそらく日本社会の

人のつながり方の深刻な変容をその感性で

察しています。

そして、欧米社会をモデルに、
個々人をつなぐコミュニケーション・ツール
を模索しているのです。



そのための試みがウィンク殺人ゲーム

というわけです。


あなたは、これまでにお話した経緯に

したがいますと、この20数年

ウィンクをしたことがないはずです。


この驚くべきコミュニケーション・

ツールは地上で最も最速かつ効果的に

友愛の情を相手に伝えます。


お互いの視力さえ良くて、
視界が遮られなければ

20メートルは離れていても、
伝達します。


その早さは弾丸以上です。


光速も超えるかも知れません。


通じれば、
一気に二人はつながるのです。


あなたは、なぜ、このような

すばらしいツールをこれまで

使わなかったのでしょうか。


まったくお金も道具立てもいらず、

ただ、片目をつぶる、という一動作だけで

その人と一瞬にして友達に、あるいは恋人にさえ

なれるかもしれないというのに...


この事実に愕然としてあなたが
頭を抱え、うめく気持ちはよくわかります。


しかし、人生に遅すぎるということは
ありません。



これからです。


これからすればいいのです。


できない、というのであれば
練習すればいいだけです。


今一度、ステップにしますね。


ステップ1 両目を開けている。


ステップ2 一方の目を開きつつ、もう片方の目を

  閉じる。


ステップ3 閉じた目を開く。


実に簡単です。



隗より始めよ


今日、寝る前に鏡の自分にむかって

ウィンクをしてみるところから
始めましょう。


懐中温泉