故あって、7月中旬から住み慣れた東京を去り、生まれ故郷の九州の実家に住むこととなった。
引っ越し前は色々忙しくてライブにもなかなか行けず、東京を去ることを伝えられたのは数人のアイドルさんだけだったが、伝えた時に涙してくれた推しが2人も居てオタク冥利に尽きた。
彼女ならともかく、親しい友人でも引っ越すと聞いて泣いてくれる人なんか普通いない。オタクと推しの関係ってホントに特別なんだなぁとしみじみ思った。
引っ越しに伴いオタ活も終わりかなとも思ったけれど、何事も無理はしないタイプだし、オタ活始めたのも偶々だったのでここは自然体で行くことにした。
すぐに控えていたのが随分前に大毎16.500円も出して3日間通しチケットを買っていた関ヶ原唄姫合戦(7/23,24,25名古屋)だ。勿論行くことにした。
気分は、関ヶ原の合戦に九州からはるばる出かけて行き東軍、西軍に分かれて戦った戦国大名だけど、飛行機も新幹線も無かった時代に九州から岐阜まで行って命をかけて戦った諸兄に比べるとお気楽な参戦だ。(笑)
福岡-名古屋はコロナのお陰?で格安航空会社を使うと片道6,000円ほどで東京-名古屋の新幹線代より安い。宿も、ビジネスホテルが1泊3,500円で泊まれて以前ならカプセルホテルしか泊まれなかった金額だ。
この関ヶ原唄姫合戦、去年は新型コロナで中止、その前年までは岐阜県の関ヶ原の古戦場に程近い運動公園で行われていたが、今年は、中部国際空港(セントレア)の近くの愛知県国際展示場が会場だった。
宿代が安いので前泊することにし前日夜のジェットスターの便で名古屋に向かった。飛行機が着いたのはセントレアの第二ターミナルだった。飛行機降りてから名鉄の駅がある第一ターミナルまで歩いて30分近くかかったのには閉口した。
飛行機降りてから第二ターミナルの出口まで窓の無い動く歩道も無い通路を延々と10分ほども歩かされた。
さすがに第二ターミナルの出口と第一ターミナルの間は動く歩道があったが兎に角遠かった。
着いた夜は名古屋駅前の一泊3,500円のビジネスホテルに泊まり翌朝またセントレアに出かけた。
会場が愛知県国際展示場だったので、東京のビッグサイトみたいな屋内を想像してたら違くて国際展示場の屋外のフリーエリアだった。