赤羽にある馴染みのスナック「焱(えん)」には、ちょいちょいいろんなものを差し入れに持って行っています。
ある日、自分がちょっと食べてみたいと思っていた赤羽の店で、いくつかの惣菜を買って持って行きました。
その中に、鶏のから揚げがあったのですが、私に取ってはあまり好きなタイプではありませんでした。
今どきのから揚げ専門店で出すような、大振りでカリっと揚がってジューシーではあるものの、コロモには味の無いタイプだったのです。
おれの好きなタイプのから揚げはねえ、もっとふにゃっとしていて、コロモに味があって、懐かしいタイプのやつなんだよねえ。十条の「鳥富士」ってところのが一番好きなんだよ。
そんな話をしたので、一度「鳥富士」のから揚げを差し入れに持って行きたい、という思いが強くなってしまいました。
そして、8月の下旬に「鳥富士」に行ってみたのですが、商品はほぼ売り切れていました。
土曜日の15時過ぎでしたので、まあ仕方の無いところです。
もう少し早い時間に行かなきゃなあ。と思って8/31(土)の13時半頃に行ってみたのですが、それでもほぼ商品が売り切れていました。
その日は、ちょうど「オーケーストア」で「岩下の紅生姜使用の鶏唐揚げ」を販売している週でしたので、替わりにこれを購入して、「焱(えん)」に差し入れしました。
これはまた普通の唐揚げとは違った美味さがあります。コロモに紅生姜味が付いているところと、鶏肉が柔らかいところが、何とも言えません。
そうかあ。かなり早い時間に行かないと買えないんだなあ。てことは、「焱(えん)」の開店時間とは合わないから、「鳥富士」のから揚げを差し入れにすることは出来ないなあ。
と一度は諦めたのです。
でも、9/4(水)は3カ月に一度の定期通院日で、仕事の休みを取っていました。
10時ごろに病院も終わって、後は特に予定もありません。
から揚げでも買いに行ってみるか!
と思い立ったのです。
「鳥富士」に到着したのはちょうどお昼ごろでした。
さすがにまだから揚げは売っています。写真ではほぼ無くなっていますが、追加で揚げてくれていました。
でも、値段は100g169円になっていました。ちょっとショック。
これだと、特別に安い!とまでは言えませんね。
500gを購入します。
隣には、焼鳥類も売っていて、かなり人気でしたよ。
一旦、家に持ち帰ってから、16時ごろに「焱(えん)」に届けに行きます。
こんな感じの入り口です。どんな店だか知らないとちょっと怖くて入れないですよね。
この時、すでに常連のメンツがいて出来上がっていました。
から揚げを渡して、一旦川口に戻り、事務でストレッチなどをしてから、もう一度18時頃に「焱(えん)」に行きます。
16時にすでに出来上がっていた連中がまだ飲んでいます。
ロクでもありませんね。
でも仕方ありません。から揚げをもらいましょう。
ふにゃっとして、コロモに味があって、鶏肉も柔らかい!
この感覚、どれだけの方がご理解いただけるでしょうか?
でも、他のお客さんも「懐かしい感じで美味い!」と言って喜んでいましたよ。
この感覚は、実際に「鳥富士」のから揚げを食べていただかないと、共有出来ないものだと思います。
おしまい