4/27(木)に開催された「第27回 夜のオリエンテーリング」への参加を申し込んでいました。
でもまだ、赤羽で飲む気にはならないので、参加費は無駄になるけどすっ飛ばしてしまおうか、とも考えました。
しかし、気持ちを切り替えなければ、何も前には進みません。
思い切って参加することにしました。ま。3,500円、勿体無いですしね。
赤羽でこういうイベントを継続的にやっていることは今回初めて知りました。
3店舗を飲み食べ歩きするのですが、回る店舗は主催者側が決定して、参加者はどこの店に行くのかを当日に知るのです。
つまり「行く店は勝手に決められてしまう」ということです。
私はこのシステムに大きな魅力を感じました。
普段、自分では行こうとは思わないような店にも、無理やり行かされる。
その事で、普通では出来ないような新規開拓が出来るのではないかと考えたのです。
まずは、集合場所の赤羽会館に行って、自分の「コース票」をもらいます。
私は「2コース」でした。
回るお店は「あんと」「食楽 びっきぃ」「焱(えん)」の3店です。
ちゃんと入店する時間の目安まで書いてあります。
私は「食楽 びっきぃ」には少し前に一度だけ行ったことがあったのですが、他の2軒は初耳です。
本当は3軒とも初だったら面白いな、とは思っていたのですが、まあまあ思い通りのコースと言って良いでしょう。
まずは「あんと」に向かいます。
こぢんまりとしたお店で、4人掛けと2人掛けのテーブルには、すでにセットが準備されていました。
4人掛けの方には、すでに1人先客がいて、その向かいに座らせてもらいます。
こちらはごぼうと牛肉の煮物。
玉子焼きとこごみ味噌。
そして、鯛のお刺身です。
これらをつまみに好きなお酒を注文します。
てっきり1軒につき1杯だと思っていたのですが、こちらでは2杯飲めるんだそうです。
チューハイとハイボールをいただいて、つまんで飲んでいる内に、同じテーブルに1人客の男性が一人、もう一人とやって来ました。
2人掛けのテーブルの方は、2人で参加された方のようです。
そうか。なるほど。
「もしかして、皆さんも「2コース」ですか?」と同じテーブルの3人の方に聞いてみます。
予想通り、皆さん私と同じ票を持っていました。
つまり、この4人組で3店舗を回る訳です。
こういうイベントに1人で参加しようという人は、だいたいそういう人です。
私と同様に「ちょっとヘンな人」なんだな、ということは何となく判りました。
ちなみに、「あんと」さんでは、長野県や沖縄県などの食材を扱っていて、長野県伊那市の名物である「伊那ローメン」も出しているんだそうです。
これは今度食べに来てみようと決めました。
2軒目は「食楽 びっきぃ」です。
こちらは、カウンター席と、奥に堀炬燵の4人席が二つあります。
奥の4人席に入ったところ、案の定、別のコースの4人組が隣の席に入って来ました。
こちらのチームは1軒目に「うどんうずまき」に行って、3軒目は広島風お好み焼きの「せおりぃ」に行くそうです。
こんな風に、別のチームともコミュニケーション出来るところも楽しいですね。
こちらは「びっきぃ」でいただいたお通し。
そして、「名物赤手羽揚げ」をひとつづついただきます。
タイトルを見るとちょっと辛そうに感じるんですが、全然辛くは無いんです。
こちらでもお酒を2杯いただきました。
4杯飲むとそれなりに酔いが回ります。
3軒目の「焱(えん)」に向かいました。
「小料理」と書いてありますが、店名はちょっと中華っぽいですね。一体どんな店なんだろう。
入ってみると、前の時間のチームがたいそう盛り上がっていました。
「なんか凄くいい感じじゃないですか!」「この店最高っす!」
といったやり取りで前のチーム4人と入れ替わります。
こちらはカウンターだけのスナック風の感じのお店で、ママさんが一人で切り盛りされているようです。
「夜オリ」には今回初めて参加された、とのこと。
ハイボールをいただいて、おつまみは玉子焼きから。
そして、牛すじの煮込みはなかなか手をかけた品と見ました。
なんかもう一品くらいあったような気がするのですが、写真を撮り忘れました。
とにかく、ママさんが元気が良くて楽しいのです。
「この店、絶対また来よう!」と確信しました。
そして実際、以降すでに3回リピートしています。
ちなみに、この日、私は22時過ぎに一足先に失礼したのですが、他の3人は看板まで飲んでいたそうです。
「この人たち、帰る気無いな。」と感じたのはやはり正解でした。
「夜のオリエンテーリング」、新たに馴染みになれるような店が見つかったらいいなあ、と思っていたのですが、ビンゴ!の店が見つかって大満足です。
その後の「焱(えん)」のレポートは、また別のブログでご紹介しますねー!
おしまい