「ラーメン大好き小泉さん」というマンガをご存知でしょうか。
アニメ化もされているので、ご存知の方も多いかも知れませんね。
息子が最近このマンガを読んで、登場していた「天下一品」に行ってみたい、と言います。
私は20年以上前に2回か3回食べたきりでそれ以降行っていません。
ただ、私は「天下一品」のラーメンを「とんこつ」だと勘違いしていたのです。
なので、「やけにどろっとしてるけど、とんこつの風味が無いよなあ」と感じていました。
最近になって、あの濃厚さは野菜ベースのものであることを知りました。
そうか。じゃあこの機会におれも食べ直してみよう。
と思い、2/26(日)の昼に「天下一品東川口店」に向かうことにしたのです。
昼どきは混んでいるでしょうから、少し時間をずらして、お店に到着したのが14時過ぎ。
さらに10分ほど待ってカウンター席に通されます。
私も息子も腹減りで食う気まんまんだったので、ラーメンと炒飯くらいはやっつけやろう、とは思っていました。
まずは、あまり深く考えず、「こってり」を備え付けのタブレットから注文します。
その後、ゆっくりサイドメニューを見たところ、セットメニューなどもあることに気付きました。
腹が減り過ぎていて焦りました。
でも、やっぱり「天津飯」も食っておきたいな。と追加します。
息子も同様に、「こってり」の煮玉子のせと「炒飯」、さらに「鶏の唐揚げ」を注文します。
こちらも後からセットメニューがあったことを知って後悔します。
さらにさらに、何と!間違えて「鶏の唐揚げ」を2個注文してしまっていたのです!!
まずは私のこってりが出て来ます。
スープを飲んで、麺を啜ります。
うん。記憶通りの味だ。
野菜ベースのスープであるということが判ったからと言って、特別に美味い!と感じるようなことはありませんでした。
続けて天津飯が登場します。
こちらはさらに期待を裏切られました。
このこってりスープが好きな人に取ってはいいのかも知れませんが、「普通の甘辛いあんかけの方が絶対に美味い!」と感じてしまいます。
次に息子の注文した鶏の唐揚げ。
一皿に5個づつ載っています。
これはなかなか手ごわそうだ。
と思いつつ、ひとつ齧ってみたのですが、いわゆるカリっと系の味付けの薄い唐揚げで、特筆するような美味さは感じられません。
私はコロモにしっかりと味の付いているタイプの唐揚げが好きなんです。
炒飯も出てきました。
一口貰ってみたのですが、可もなく不可も無くといった普通の炒飯で、リピートを促すようなものではありません。
鶏の唐揚げが予想以上にボリュームがあったので、味変にラーメンの汁に漬けてみたのですが、特にイメージアップするようなことはありませんでした。
天津飯の方は何とか汁まで意地でやっつけました。
息子くんも苦戦しつつも完食。
唐揚げは4個でギブ。残りの1個を息子くんが片付けて、何とかオールクリアです。
ちょー腹いっぱいになって勘定したのですが、苦しさのあまりリュックをカウンターの下に忘れてしまい、取りに戻る羽目になりました。
さらに、夜になっても腹が減ることは無く、記憶している限り初めてのことなのですが、夕飯を全く食わずに寝ることになりました。
そんなこんなで、注文を失敗したこともあるのですが、「天下一品」は私達親子に取っては、「もう一回行かなくてもいいかな」という感想に落ち着きました。
もちろん、好きだという人はいるでしょうし、それを否定するつもりも無いのです。
ラーメンに対して求めるものは、人によってかなり大きく異なるんです。
おしまい