ある時、「ぎょうざの満州」が美味い、というツイートが目に付きました。
中には「餃子の王将よりも美味い」というツイートもいくつかあります。
ふうん。そうか。そこまで言うなら食ってみてやろうじゃないか。
近くにある店舗を検索したところ、「蕨東口店」が一番近いようです。
嫁さんと息子の合意を得るのに少し時間がかかり、2/18(土)の夜にテイクアウトで試してみることになりました。
まずは「焼餃子」を3人前。
もちろん「チャーハン」も。
嫁さんリクエストの「野菜炒め」。
そして、「やみつき丼」です。
焼餃子からいただいてみましょう。
うん!「餃子の王将」の方が美味い!!
皮がちょっと厚めでもっちりとしています。こういうタイプの餃子が好きな方は「餃子の王将よりも美味い」と評価するのでしょう。
私としては、具の旨味やジューシーさなども、明らかに「餃子の王将」に軍配だと思いましたが。
チャーハンも普通です。
「玄米と白米が半々」という独自性は感じられるものの、率直な味のインパクトとしてはいまいちです。
しかし、野菜炒めに関しては、嫁さん、息子も含めて、結構な高評価でした。
特別では無いのですが、美味しい町中華の野菜炒めが再現されています。
やみつき丼についても評価は悪くありませんでした。
ちょっとニンニク風味の効いた中華丼、という感じで、好きなタイプです。
ただ。。
「餃子の王将」を差し置いて行く価値があるかと言うと難しいところです。
全般的なクオリティを考慮すると、どうしても「餃子の王将」でいいんじゃね?という結論になってしまいます。
「大阪王将」の場合は、「炒飯は餃子の王将よりも美味い」というアイデンティティーがあるのですが、「ぎょうざの満州」については、そこまで秀でた特長が感じられないのです。
恐らくですが、この評価の違いは「好きな餃子のタイプの違い」に依存するのではないかと考えています。
私としては、明らかに「餃子の王将」の方が美味い、と感じるのですが、いやいや「ぎょうざの満州の方が美味いよ」という人も、ある程度の割合でいらっしゃるのでしょう。
これがまた、「味の好みは人それぞれ」の面白いところでもあり、難しいところでもあるのです。
どうしても自分に取っての評価が絶対的なもののように思えてしまい、他人に取ってはその評価が変わり得るものであることを、頭では判っていても、リアルな感覚として理解するのは、なかなか難しいのです。
そしてもちろん、「どちらが正しい」というものではありません。楽しめればいいのだと思います。
おしまい