私は生粋の選挙マニアです。

 

ウソです。

 

これまでに投票に行ったことすらありません。

 

それもまた言い過ぎなのですが、実際のところ「この人に当選して欲しい」とか「この政党を支持したい」と考えて投票したことは一度もありません。

 

だって、「投票したい」と思えるような候補者なんていないし、「支持したい」という政党なんてないんですもん。せいぜい、今の与党はイヤだから野党に入れよう、という程度です。

 

ですので、「選挙なんて興味が無い」「投票に行くのなんてメンド臭い」「自分が投票したって何が変わる訳じゃないし」と考える人の気持ちは大変良く判ります。

 

自分が投票した人が当選すれば、クジに当たったような気分で少しは嬉しいのですが、落選したら「結局自分の一票なんて意味が無かった」と思うだけです。

 

私は2022年の参議院議員選挙では、「ポスターをあまり盛っていない人」という判断で投票する人を決めました。

 

「これ、ホントに同じ人なの?」「いつの写真?」って思うようなポスターってありますよね。

 

ポスターをごつく盛る人は人間的にも信頼出来ない、というのが私の揺るぎない政治理念なのです。

 

冗談はともかく、肝心の一か月後の2023/4/23(日)に投票が行われる「北区長選挙」です。

 

 

これ、客観的に見ても、かなり注目度が高いと思います。

 

北区民であればこれに投票しない手は無い、と思うのです。

 

大沢樹生さんが北区長選出馬表明 「経済立て直したい」:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

 

まず、元「光GENJI」の大沢樹生さんが出馬表明をされたことで話題になっています。

 

現在、大沢さんを含めて5名の方が出馬表明をされています。

 

そして、その5人のうち2人が私の知り合いであるという、私に取ってはなんだか訳の分からない状況になっています。

 

もし、お知り合いに北区にお住まいの方がいらっしゃったら、「今度の北区長選挙、誰が当選すると思う?」と聞いてみてください。

 

恐らく、その回答は割れるでしょう。

 

本当に今回の北区長選挙は結果が読めないと思います。

 

言い方を変えると、「北区民が本当に望むような結果にならない可能性も高い」とも思っています。

 

そうならないように、北区民の方一人ひとりが、北区の未来を託せるような候補者を自分の目で選んで投票することが非常に重要だと思うのです。

 

まず、4年前の北区長選挙では、花川 よそうたさんの65,807 票に、おときた 駿さんが54,072 票まで迫りました。投票率は51.74%です。

 

北区長選挙 - 2019年04月21日投票 | 東京都北区 | 選挙ドットコム (go2senkyo.com)

 

「予想通りの結果」と考えられるかも知れませんが、投票に行かなかった5割近くの人の行動次第では、違った結果になっていたかも知れない、とも考えられます。

 

次に、2022/6/19投票の杉並区長選挙の結果です。

 

杉並区長選挙 - 2022年06月19日投票 | 東京都杉並区 | 選挙ドットコム (go2senkyo.com)

 

約176票という僅差で、岸本 さとこさんが当選されました。

 

「自分が投票しても、どうせ現職が勝つだろう」と思って投票に行かない人が、もう200人いたら、結果は変わっていたかも知れないのです。

 

もうひとつ、2022/10/2投票の品川区長選挙の結果です。

 

品川区長選挙 - 2022年10月02日投票 | 東京都品川区 | 選挙ドットコム (go2senkyo.com)

 

森沢 きょうこさんが27,759 票、石田 ひでおさんが26,308 票なのですが、有効投票総数の四分の一を超えている候補者がいないため再選挙となってしまいました。この時の投票率は35.22%です。

 

投票率が低くて票が割れ、再選挙のために無駄な費用とリソースを費やす結果になったケースです。

 

貴重な税金が浪費される訳ですから、立候補者にとっても区民にとっても、デメリットでしかないと思います。

 

今度の北区長選挙で、同じような結果になるのは最悪です。

 

私のように政治に興味の無い人に取っては、全く想像も付かないのですが、「自分の意思とは違うところの判断で投票者を決める」という人が、結構な割合でいるようなのです。

 

つまり「XX党支持」の人は、その党の候補者、もしくはその党が推薦する候補者に投票する、という仕組みになっているようなのです。絶対的なものではないだろうとは思いますが。

 

そういったしがらみも無く、自分の判断で、「この人が北区長になってくれたら、北区は良くなるだろう」と考えて投票出来る人の割合が少なければ、そうではない人達の投票結果に左右されてしまうかもしれないのです。

 

私には特定の推しがいますが、それは置いておきましょう。

 

とにかく、北区の有権者の皆様には、自分の判断で、北区の今後を託したいと思える人を選んで投票して欲しい、と伝えたいのです。

 

繰り返しますが、今回の北区長選挙に投票に行かないという選択肢は無いと思います。

 

さらに普段から選挙に行く北区民の方には、あまり選挙に興味のない北区民の方々に対して、「今回の北区長選挙には絶対に投票に行くべきである!」と発信し続けて欲しいと思います。

 

自分が投票するのは一票だけですが、「私は北区の未来を考えて投票に行きます!他の北区民の方も投票しましょう!」とSNSでもなんでも発信することで、その効果は何倍にもなるかも知れません。

 

とにかく、ショボい投票率で終わらせることはやめてください。

 

前回の川口市長選挙の投票率が21.67%ですから、その4倍は狙えると思います。

 

おしまい

 

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