「ペリカンの中ロールとさがみ屋のかっぱステーキ」というブログでは、「ペリカンの中ロール」を最も美味しく食べる方法として、「さがみ屋のかっぱステーキ」を挟んで食べる方法と、「角谷のカマンベールチーズ」とプロシュートを挟んで食べる方法をご紹介しました。
そして、3つ目のレシピである、「博多徳永」の明太子とマヨネーズを挟んで食べる方法を次の機会にご紹介することをお約束しました。
今回のブログは、そのお約束を果たすことがメインテーマです。
このレシピを実現するための一番のポイントは、「博多徳永」の明太子の購入タイミングです。
通販で購入する訳ですが、送料がそこそこ高く付きます。
先方の名誉もありますので、詳しくは書きませんが、私はある人に明太子の共同購入のオファーをしていました。
つまり「送料をシェアして一緒に購入しましょう」という提案です。
差し上げても全く構わないのですが、遠慮されるでしょうから、敢えて「一緒に買いましょう」と持ち掛けたのです。
涼しくなって来たし、そろそろ買おうかなと思っていたところ、「博多徳永」からお知らせハガキが届きました。
「秋の感謝祭」として、10/1~10/31まで特定の商品の送料を無料にしている、というのです。他の商品を追加で買っても送料はかかりません。
チャンスだと思い、対象商品の「無着色辛子明太子切大(245g) ×2(税込み3,240円)」と通常商品の「無着色辛子明太子(200g)(税込:1,080円)」を10月初旬に注文しました。
「購入タイミング」の具体的な意味は、「ペリカン」の中ロールを買うタイミングと合わせるということです。
私が「ペリカン」に中ロールを買いに行けるのは土曜日の午後だけですので、買ったその日に受け渡すか、翌日の日曜日に受け渡す必要があります。
また、「明太子」は冷凍ですから、受け渡したらあまり時間を置かず、冷蔵庫か冷凍庫に入れてもらわなければいけません。そういったタイミングの難しさもあります。
運良く、10/9(日)のお昼過ぎに先方とお会いする予定が出来て、注文した明太子も10/7(金)に発送されたとの情報も得られました。
これはもう、10/8(土)に「ペリカン」に中ロールの予約を入れて、買いに行かない手はありません。
そうです。前回のブログで「みやら製麺の八重山そば」を食べに車で行ったのは、その後「ペリカン」にも行く必要があったためです。
しかも、折角車で行くのですから、途中の場所に位置する「さがみ屋」にも寄ってしまおうと考える訳です。
台東区上野にある「みやら製麺」で「八重山そば」を食べ終わったのが12:15ごろ。
そこから、「さがみ屋」のある台東区松が谷に車で向かいます。
こちらでは、お店の周りを一回りして、比較的すぐに空いているコインパーキングを見つけることが出来ました。
「さがみ屋」に到着したのが12:32。
生のかっぱステーキを5本購入して、次は「ペリカン」のある台東区寿に向かいます。
こちらでは、空きのコインパーキングを見つけるのに苦労し、20分ほどうろうろして、ようやく1台の空きを見つけることが出来ました。
「ペリカン」には13:09に到着しましたが、「13時受け取り予約」のお客さんが5人ほど並んでいました。
少し並んで待ち、予約していた、一袋5個入りの「中ロール」を4袋購入します。
残念ながら、この日10/8(土)には明太子は到着しませんでしたので、その日の夜は、他の2つのレシピで中ロールを楽しむことにします。
こちらが「角谷のカマンベールチーズ」です。
缶から中身のチーズをお皿の上に取り出して、調理用のハサミで8ピースにカットしておきます。これが18:37の写真。
これには、オーケーストアで291円で売っていたプロシュートが一番合うのですが、販売終了になってしまったため、やむを得ずヤオコーで別のプロシュートを買って来ました。
そして、かっぱステーキを準備します。この日は3本。
添付されているシーズニングスパイスがすごく合うので、別に買ってみたいと思い、販売者の情報も記録しておきました。
「販売者:株式会社万城食品 静岡県三島市八反畑103-1」です。わさびをメインとした会社なんですね。なるほど。
万城食品のシーズニングスパイスをかっぱステーキの両面にふりつけます。
「ペリカン」の中ロールはこんな感じで捌いておきます。
両端から調理用ハサミを入れて切れ目を入れ、さらにその切れ目をつなぐような感じで切れ目を入れて開くのです。「辞書を真ん中から開く」ようにして開く、と表現しています。
この形でトースターに入れて軽く温めます。
表面の手触りが変わるほどに焼いてしまうと食感が損なわれます。
ふかふかに温まる程度にとどめましょう。
「かっぱステーキ」はフライパンに薄く油を敷いて、よく焼きにします。
焼き上がったら、醤油を回しかけて、お皿に移して完成です。
これを串から外して、2個を中ロールに挟みます。
かぶり付いたらぱいぷー!
ハンバーグでもステーキでもない、旨味があって柔らかい牛肉を、コメのような包容力のある中ロールが受け止めてくれるんです。
このアイデアをドムドムハンバーガーに取り入れたら、かなり魅力的な商品が完成すると思うのですが。藤崎社長、いかがでしょう?
さてさて、「角谷」のカマンベールチーズの方はどうでしょう。
ほれ!ほれほれ!常温に置いておくだけで、こんな風にクリーム状になるんです。
19:49の写真ですので、1時間以上置いておいたのですね。ちょっとやり過ぎたかも。
これを二切れと生ハムを挟んでかぶり付きます。
かっぱステーキとは全く別の味わいながら、カマンベールチーズと生ハムとロールパンのマリアージュ感が半端無いんです。
食べてみないと想像が付かない、という意味では、このレシピが一番想像を超えて来ると思います。
翌10/9(日)の午前中、「博多徳永」の明太子が到着しました。
良かったー!間に合ったー!!
こちらが、「無着色辛子明太子切大(245g)×2」の方です。
形が不揃いのやつがひと箱に4腹分ほど入っています。味は贈答用のものと変わりません。
無事、この日のお昼に、これをひと箱と「ペリカン」の中ロールを先方に受け渡すことに成功しました。ほぼ「押し売り」ですが。
自分の分の明太子はすぐに冷蔵庫に入れましたので、その日の夜には十分解凍されています。
中からひと腹を取り出したのがこちら。
これを、食べやすいように調理用ハサミで適度な大きさに切り分けます。
カタマリ感も楽しみたいので、皮を取ってほぐしてしまったりはしないでください。
これを中ロールの上にたっぷりと載せます。
この時、中ロールには、マーガリンなどを塗っておくのもありです。ちょっとコクのある風味になります。
そして、その上からマヨネーズをぷりたつと絞ります。
辞書を閉じて完成です。
このパンとこの明太子でないと再現出来ない味だと私は思っています。
先方にも伝わったのであれば嬉しいのですが。
がぶりがぶりとかぶりつきます!
うん!やっぱり美味い!!
明太子のつぶつぶ感が秀逸なんですよねえ。それと、昆布だしの旨味。むにょりとハミ出るところも可愛い。
私、この「博多徳永」の明太子は、その昔、小柳ルミ子さんが明石家さんまさんのTV番組に出演されていた時に、イチオシされていたのを聞いて知ったものです。
お土産物屋さんなどでは手に入らないやつなのです。たまーに、物産展などでみかけることはありますが。
もちろん、白いご飯にもバッチリ合いますよ。
卵のつぶつぶ感が見て取れるでしょうか。
このように普通に食べても、美味しい明太子であることは判ると思います。
ただ、ペリカンの中ロールに挟むことによって、唯一無二の組合せになるんですね。
「無着色辛子明太子(200g)」の方はまだ冷凍してありますので、次は明太子パスタにして楽しみたいと思います。
どんな風になるか見たい?
おしまい