3/6(日)の午後、私はまたしても車で浅草に向かいました。

 

今回の目的地は唯一、「ドムドムハンバーガー浅草花やしき店」のみです。

 

ちょっとした用事を片付けてから向かったため、いつもよりは少し遅めの、15時前に到着しました。

 

3/4(金)から販売開始となっている「アツタマチーズバーガー」をゲットし、その場で食うのが目的です。

 

着いてみると、何やら、ハニーチーズチキンバーガーや、丸ごとカニバーガーなどがことごとく売り切れになっています。

 

恐る恐る、「アツタマチーズバーガー。。」と注文してみたところ、「最後の1個です!」とのこと!!

 

あっぶねー!間に合ったー!!

 

その後、こちらの「完売御礼」のフダが掲げられました。

 

 

皆さんもご存知の通り、「アツタマチーズバーガー」は「niko and ...」と「ドムドムハンバーガー」とのコラボにより産まれた商品です。

 

 

ドムドムハンバーガーの一番の人気商品である「手作り厚焼きたまごバーガー」をベースに、チーズともう一品何を組み合わせるかをユーザーからアイデアを求め、試食して決定したものです。

 

 

上の動画を見ると判りますが、ツナマヨ、ワサビ、ベーコン、キムチ、カレー、海苔の佃煮、明太子、蟹、マンゴーを試食した結果、「明太子」が優勝したのだそうです。

 

ふううん。そうか。でも、厚焼きたまごと明太子、どっかで聞いたことあるんじゃね?

 

そうです。以前に「明太厚焼きたまごバーガー」が「ドムドムハンバーガー浅草花やしき店」で限定販売された際に、それを食べてみました。

 

明太子と厚焼きたまごが味的に分離して、ちょっとクセのある味に感じました。オリジナルの「手作り厚焼きたまごバーガー」には及ぶべくもありませんでした。

 
それでも明太子で来るのか。いいだろう。そこまで言うなら食ってやろう。でも手加減はしないぜ。




ぶっちゃけ、「チーズ」には衝撃を受けました。

 

てっきり、チーズバーガーと同様のスライスチーズを使うものかと思っていたのですが、てろてろのチーズソースがたっぷりと挟まれているのです。

 

そしてその上に明太子。



何となく、ハンバーガーがよだれを垂らしているように見えますね。

 

見た目はなかなかいい感じです。



でも、いざ食おうとしてみると、これがまた想像以上に食いにくい。

 

普通にかぶりつこうとすると、チーズソースが口の周りにべったりと付いてしまいます。

 

チーズソースには少し甘味があります。半面、明太子はあまり主張していません。言われないと明太子が入っていると判らない程度です。

 

チーズソースをほっぺたにべったりさせながら食べ進み、中の感じが見えて来たところで写真を撮ります。




まあ、悪くは無いです。チーズと明太子ですから、そりゃあ合わない訳がありません。

 

ただ。

 

このようにバンズに挟んで明太子の魅力を感じるためには、明太子自体のクオリティが非常に大切です。



チーズソースやバンズに負けて明太子感が薄れてしまうと、敢えて挟んでいる意味が無いのです。

 

ましてや、今回はそこにだし巻きたまごというメインの役者がいます。

 

はっきり言って、明太子自体は有効な働きをしていないように感じました。

 

これがもし、厚焼きたまご無し、チーズソースと明太子のみのハンバーガーだったら、また印象も異なったかも知れません。

 

そして、紙袋の中に、チーズソースが残ってしまったのもなかなかのストレスです。


 

モスバーガーのソースが袋の底に残ってしまった時のような寂寥感を強く感じました。

 

ソースは「だく」であればいいというものではないのです。たっぷり感があるのはいいのですが、はみ出て残ってしまうのであれば本末転倒です。

 

これらのことから、「アツタマチーズバーガー」は私にとっては「うまいものではない」チームに分類されました。

 

ただ、「うまいものではない」ことと、「食べてみる価値が無い」こととは全くイコールではありません。

 

むしろ、今回の「アツタマチーズバーガー」は、浅草に足を運べる人全員が食べてみて、その価値、その将来について想いを馳せるべき商品だと思います。

 

自分だったら、これをもうひと工夫どうするか、こういうシチュエーションでこう食べればその魅力が最大限に活かされるのではないか、といった次のステージを目指したイメージが重要なのです。

 

「アツタマチーズバーガー」は私にとって、これまでに無く苦い体験になりました。

 

でも、「ドムドムハンバーガー浅草花やしき店」で「手作り厚焼きたまごバーガー」を定番メニューに加えてもらう、という野望には改めて火が点きました。

 

藤崎社長自身もおっしゃっています。「諦めず、主張し続けることが大切である」と。

 

その言葉を胸に、私は今日も地道な厚たま活動を継続していくのです。

 

おしまい

 

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