「厚焼きたまごチーズ岩下の新生姜バーガー試作」では、いまいち納得の行くようなものを作ることが出来ませんでした。
そして、私はその後も「厚たまチー岩新バーガー」の試作に取り組んでいたのです。
ところが。。。
トピックス|ドムドムハンバーガー【公式サイト】 (domdomhamburger.com)
なんと。3/4(金)からドムドムハンバーガー浅草花やしき店で「アツタマチーズバーガー」なるものを販売すると言うのです。
そして、その具は「厚焼きたまご&明太子&チーズ」で、「岩下の新生姜」ではありません。
こんなことがあっていいものでしょうか?
私はこれに、大きな落胆を覚えました。
おれの試作は。。一体、何だったんだ?
こうして、ドムドムハンバーガーと岩下の新生姜をコラボさせる、という私の子供の頃からの夢は潰えたのです。
でも、折角ですから、その後の試作トライをご紹介しましょう。
もの凄く長くなりますが、分けても意味が無いので、1本で行きますわ。
「アツタマチーズバーガー」を食べて忌憚の無い感想をお伝えするのは、また後日にします。
会社の先輩に「岩下の新生姜ミュージアムってのが人気なんですよ」と教えてあげたところ、さっそく行って、「岩下の新生姜千切り」をお土産に買って来てくれました。
これを使って「厚たまチー岩新バーガー」の試作に挑んだのが、まず2/20(日)です。
こちらはダイソーの「レンジで簡単だし巻きたまご」。
だし巻きたまごは、店舗で作成する際の効率性も考慮して、これで作ることにしています。
だし巻きたまごの材料は、生たまご、白だし、牛乳、マヨネーズ、砂糖、塩です。
この辺りは、ほぼ味のブレ無く作れるようになって来ました。
調味料はやはりからしマヨネーズが合うんですね。
まずは、だし巻きたまごの中に「岩下の新生姜千切り」を入れる作戦です。
500Wで40秒レンチンした後に「岩下の新生姜千切り」を加え、かき混ぜてさらに500Wで40秒レンチンしたのがこちら。
これを黄色いやつで上からグッと押さえつけると、いい形に仕上がるんです。
軽く焼いたバンズの蓋には、からしマヨネーズを塗ります。
そして、バンズのベースには、チェダーチーズスライスを乗せ、成型されただし巻きたまごをオン。
蓋を被せて真っ二つに成敗します。
息子くんに写真を撮ってもらいました。
いざ実食!
あ。悪くない。なんかこれまでで一番だし巻きたまごと岩下の新生姜が馴染んでる気がする。
でも。。オリジナルを超えているか?
この日はもうひとつアイデアがありました。
マヨネーズに「岩下の新生姜味ふりかけ」を混ぜる作戦です。
これをバンズの蓋に塗ります。
バンズのベースには、チェダーチーズスライス。そしてそのまま「岩下の新生姜千切り」をオンしてみます。
だし巻きたまごはシンプルバージョンをオン。
蓋を被せて完成です。
成敗したらハミ出ました。
いざ実食!
あ。うん。やっぱりさっきの方がいい。
だし巻きたまごと岩下の新生姜の分離感があるんだよな。
そして、「岩下の新生姜味ふりかけ」はあまり役に立っていない。
次は2/23(水)のトライです。
バンズは、こんな風にフライパンで軽く焼きます。
だし巻きたまごはシンプルバージョンで。
そしてからしマヨネーズ。
今度は、からしマヨネーズに「岩下の新生姜千切り」を混ぜてみる作戦です。
使ってる具が同じなんだから、そんなに変わらないんじゃないの?と思われるかも知れませんが、こういった細かい変化による効果を確かめていくのが大切な作業なんです。
ベース部にスライスチーズとだし巻きたまごをのせます。
蓋の裏に「岩下の新生姜千切り」入りからしマヨネーズを塗って被せます。
じゃああん!完成!なんか美味そうじゃね?
いざ実食!
あ。いい。いいけど。。。
だし巻きたまごの中に「岩下の新生姜千切り」を混ぜるバージョンの方が合ってるような気がする。
ここまで来て、私はプロの方にアドバイスを求めることにしました。
プロの岩下の新生姜ファンであり、埼玉県北葛飾郡杉戸町で人気の和菓子店を営む「#和菓子青柳」さんにお伺いを立ててみます。
ふむ〜(・・❓)
— #和菓子青柳 (@sugitoaoyagi_55) February 23, 2022
クリームチーズと新生姜は合います。クリームチーズ新生姜刻みマヨなんてどーでしょ?
卵焼きにするなら、岩下漬けの素を出し汁代わりに入れるとジューシーで美味しくできますよ。
「#和菓子青柳」さんからは、「卵焼きにするなら、岩下漬けの素を出し汁代わりに入れるとジューシーで美味しくできますよ。」というアドバイスをいただくことができました。有難き幸せです。
なるほど。だし汁の代わりに新生姜汁か。ありかも。。
このアドバイスを参考に、2/25(金)の夜に、「岩下の新生姜千切り」の新生姜汁を使ってトライします。
だし巻きたまごには白だしを加えずに、1回目のレンチンの後、新生姜汁を大さじ2杯ほど加えて、2回目のレンチンをします。
そうして出来たのがこちら。
おお。なんとなくしっとりしている感じじゃないですか。
からしマヨネーズなどの他のレシピはノーマルバージョンです。白だしの代わりに新生姜汁を使い、新生姜本体は入れていません。
いざ実食!
あ!いい!新生姜の風味もして、全体的に違和感無いぞ。
新生姜の千切り本体を少し入れても良さそうだ。
次は、わさびマヨネーズバージョンも試してみるか。
そう考えていた矢先、冒頭の「アツタマチーズバーガー」の発売を知り、絶望のズンドコに突き落とされたわけです。
藤崎社長、どうして。。。
おしまい