2022-2-2:追記

「Chamari」赤羽店さんは2022年1月をもって営業終了されたそうです。

-----追記ここまで-----

 

赤羽ぶらりしょうが焼き」の時にはお店を発見することが出来なかったのですが、その後、ツイッターでやり取りをして、「Chamari」さんは「麹料理 花恵」というお店を間借りして営業されていることが判りました。

 

 

さっそく、11/29(月)の夜に訪ねてみることにします。

 

今回は、店先に「しぶちゃわくん」の看板も出ていて、難なく見つけることが出来ました。

 

 

この時は、お客さんは私一人だけでした。

 

お通しのセロリ漬けにも、お茶が使われていますね。

 

 

まずは緑茶ハイをいただいてみます。

 

 

都度、お茶を淹れてそれを氷で冷まし、キンミヤ焼酎とブレンドしたものです。やはり余計な味の無い焼酎が合うんだそうです。

 

あ。美味しいけど、もう少し緑茶感が強くてもいいな。

 

この日は「キノコとほうじ茶香るクリームニョッキ」というメニューがあるとのことでしたので、それをいただいてみることにしました。

 

お客さんが私一人だったこともあり、「このお店にはどうして?」と聞かれました。

 

確かに怪しいですよね。普通、ふらりと入るようなお店でもありませんし。

 

私も機会を見てご挨拶しようと思っていたので、名刺をお渡しして、ツイッターで場所を教えていただいたことなどをお話しします。

 

「お茶なんて拘って飲んだことが無いんで、全然判らないんですが。」などと言いつつ、そう言えば、ペットボトルのお茶については、好みのものを見つけるのに苦労したことを思い出しました。

 

下のブログでご紹介しているのですが、サントリーの「伊右衛門濃いめ」というのを好んで飲んでいたのが、「伊右衛門濃い味」という商品に入れ替わってしまい、味が全く変わってしまったため、伊藤園の「お~いお茶 濃い茶」に乗り換えました。

 

もっとはっきり言うと、「伊右衛門濃いめ」から「伊右衛門濃い味」に変わり、苦いだけで全く美味しくなくなってしまったのです。

 

そして、「伊右衛門濃いめ」に似た味のお茶を探し、「お~いお茶 濃い茶」に辿り着いたという訳です。

 

思い出してみると、この時に濃いめのお茶を5種類ほど飲み比べたのですが、他のものは全く好みに合わなかったのでした。

 

そんなことを話しつつ、「キノコとほうじ茶香るクリームニョッキ」が出て来ました。

 

 

ベーコン、しめじ、ブロッコリーなどが入ったクリームニョッキの上に、ほうじ茶パウダーがふりかけられています。

 

抹茶パウダーは聞いたことがあったのですが、ほうじ茶パウダーは初めてです。

 

ちょっと苦みがあるのかな?と思ったのですが、むしろ少し旨味を感じるくらいで、面白いお茶の使い方があるもんだ、と感心しました。

 

クリームニョッキ自体もすごく美味しいんです。ボリュームもたっぷり。

 

そしてほうじ茶ハイもいただいてみます。

 

 

こちらは、緑茶ハイよりも強くお茶感が感じられます。

 

剣棒」という珍しいほうじ茶を使われていて、苦みは無いのですが、お茶の風味がいい感じなんです。

 

他にもいろいろお茶のことを教えていただいたのですが、覚えきれませんでした。

 

お茶と日本酒を燗にして合わせたものも、グッとお茶の風味が出て美味しい、とのことでしたので、それは次回の楽しみとして、この日はこれで失礼しました。

 

お土産に「しぶちゃわくん」のティーバックを購入したのですが、これも濃い感じで結構好きです。

 

 

ちなみに、「しぶちゃわくん」は、赤羽を代表するキャラクターデザインの巨匠タケヤマ・ノリヤ先生のデザインによるものです。かわいい。

 

そして2回目は、12/20(月)にお伺いしました。

 

ご予約が二組入っている、とのことだったので、少しゆっくり目に伺ったところ、ちょうど一組の方が出るタイミングでした。

 

茶葉のスパニッシュオムレツ」とジェノベーゼバゲット風のものがあるというので、そちらを注文しました。

 

オムレツには確かに茶葉が入っているんですが、そんなに主張していないので、言われないと判らないんじゃないかな。

 

 

こちらがバゲットです。

 

 

一口食べて美味い!

 

てっきりバジルとお茶を混ぜているのかと思ったのですが、バジルは使っていないんだそうです。

 

お茶だけでこんな味になるとは。驚きです。

 

そして、こちらが緑茶の日本酒割りです。

 

日本酒を酒たんぽで燗にして、緑茶と合わせ、少し茶葉を追加してあります。

 

 

日本酒をおでんのだしで割って飲む飲み方がありますが、あれって結構だしとお酒の割合って難しいんですよね。日本酒が多すぎると酒感が勝ってしまって、あまり美味しくないんです。

 

この緑茶の日本酒割りも同じような印象を受けました。

 

どちらかと言うと、日本酒が主導でお茶があまり我を張らないようなバランスと見ました。

 

 

でも、もう少しお茶感の強いバージョンも飲んでみたいない。

 

こちらは、銘柄は忘れてしまったのですが、氷で入れるお茶なんだそうです。

 

 

試飲させてもらったのですが、旨味成分が抽出されているような感じがしました。

 

「だし」と言うと言いすぎなんですが、そんな印象でしたね。

 

そして実はこの日、日本茶マイスターである店長にちょっとお願いごとがありました。

 

前回話した「伊右衛門濃い味」と「お~いお茶 濃い茶」を飲み比べていただいて、感想をお聞きしたかったのです。

 

 

息子にそのことを話したら、「もしかして、日本茶マイスターとしては、伊右衛門の方が美味いんです、とか言われんじゃね?」と言われてドキドキしていたのですが、結果はやはり「濃い味の方は苦みが強い。濃い茶の方が整っている。」とのコメントでした。良かったー。

 

緑茶の日本酒割りの濃いめバージョンもいただいてみたかったので、おつまみも追加します。

 

これはクリームチーズと抹茶を混ぜてクラッカーに載せ、はちみつとナッツをかけたもの。すみません。タイトル忘れました。

 

 

甘いはちみつと、ナッツの香ばしさがアクセントになって、ちょっと不思議な感じのおつまみになっています。

 

そして、緑茶の日本酒割り濃いめバージョン。

 

 

緑茶自体も濃いめに淹れていただき、茶葉も多めにトッピングしていただいています。

 

 

ああ。これはお茶だ。いやお酒だ。でもお茶だ。

 

このくらいお茶が濃い方が好きみたいです。

 

ほうじ茶でも日本酒割りが出来るそうなので、次回はそれをいただいてみたいと思います。

 

お茶とお酒、そして「赤坂の5つ星ホテルレストランで11年間修行したシェフ」が作るお茶とコラボしたお料理が楽しめる、という、他にはなかなか無いタイプのお店です。

 

もしかすると、予約でいっぱいだったりするかもしれないので、インスタグラムやツイッターで、事前に営業状況を確認してから訪ねてみるといいと思います。

 

おしまい

 

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