信号機のない横断歩道は歩行者優先」、「まだまだ止まってくれない栃木県」と2本、「運転マナー」テーマのブログに「運転マナー」では無い内容のブログを書きました。

 

信号機のない横断歩道では歩行者を優先する、というごく当たり前の内容のブログです。

 

でも、自分でも信号機のない横断歩道では歩行者を優先するような運転を心がけてみると、改めて判ってくることがあります。

 

まず、運転している道の先に、信号機のない横断歩道があることを意識して、そこを渡ろうとしている歩行者や自転車などがいないかどうかを気にかけながら運転をしていれば、その手前で一時停止出来ないようなケースはまず無い、ということが実感できます。

 

そして、そういう運転を心がけていると、何度も通る道では、どこに信号機のない横断歩道があるかが把握できるようになりますので、一時停止することもより容易になります。

 

これまで、そのような運転を意識していなかった、という事が良く判りました。

 

さらに、対向車線の状況や、後続の交通などにも配慮出来るようになります。

 

対向車線から向かって来る車があれば、少し前からスピードを緩めて、「私はそこの横断歩道で待っている歩行者を優先するために止まりますよ。」とアピールします。

 

後続の車が接近している時も、早めにブレーキランプを点灯させて、一時停止の意思を伝えることもできます。

 

実はそれでも、対向の車が止まらなかったり、後ろの車に明らかな不快感を示されるようなこともありました。

 

それで、「これはやはり、ドライブレコーダーは付けとかなきゃいかんな」と考えたのです。

 

オートバックスのWebで一番安い前後2カメラタイプのドライブレコーダーを探し、近くの店舗に買いに行ったのですが、店舗で直接買うと、Webの値段より、8千円くらい高くなるということでした。

 

一旦諦めて、Webで注文を入れてから、店舗で付けてもらうことにしました。

 

ユピテルの「DRY-TW7550d」というやつです。

 

 

運良く、ドライブレコーダー本体が10%割引きだったため、「工賃コミコミセット」で税込み34,122円でした。店舗で直接買うよりも、1万円以上安く上がりました。

 

取付け作業も1時間もかからずに終わるものなんですね。

 

これと平行して、車の後ろに貼るマグネットシートも探しました。

 

子供が乗っています」みたいな感じで、「この車は横断歩道の手前で一時停止します」みたいな、出来合いのマグネットシートが売っているのではないかと思ったのですが、オートバックスにはありませんでした。

 

きっとニーズが無いんでしょうね。

 

結局、Amazonで探して、下のステッカーを購入しました。

 

 

 

「歩行者保護のため

 横断歩道で停止することがあります」

というステッカーです。

 

他に、「横断歩道手前で一時停止します」「この車は左折時横断歩道手前で最徐行一時停止します。」などもあったのですが、視認性や判りやすさの面で、上のものを選びました。

 

 

これを、100円ショップで買ったマグネットシートに貼って、車の後ろに貼りつけました。

 

 

こんなのを貼った普通車は、まず見たことが無いと思いますが、流石にこれを貼っていたら、後ろから突っ込めないでしょう。

 

幸いなことに、と言うべきか、このブログを書いている時点では、私が歩行者優先のために信号機のない横断歩道の手前で止まっているにも関わらず、対向車線の車がそれを無視して、横断歩道を通り過ぎて行く、というシーンをドライブレコーダーに記録することは出来ていません。

 

実は、一度だけそういうシーンに遭遇したのですが、SDカードの予備が無かったため、その後の運転で映像を上書きしてしまったのです。

 

そういう映像が記録出来たら、警察に届けてみようとは思っていますが、それよりもまずは自分が実践して、それを他の車や、歩行者にも認識してもらうことが大切だと思っています。

 

歩行者の方も、優先してもらえば、それが当然の交通ルールであることを思い出したりもするでしょう。もしかしたら、その体験を他の人に話すかも知れません。「止まってくれる訳がない」という固定観念が少し変わるのではないかと思うのです。

 

私が停止したにも関わらず、歩行者に気付かなかったのか、そういう交通ルールであることを忘れていたのか、横断歩道を通り過ぎていった対向車の女性ドライバーは、「あ。やっちゃった。」という感じで、申し訳無さそうな表情をしていました。

 

恐らく彼女は、次回同じような状況に遭遇した場合は、ちゃんと止まってくれるでしょう。

 

もしかしたら、その気まずさを味わうことに懲りて、次からは先に止まる側に回ってくれるかも知れません。

 

他にも、何台も通り過ぎて行った対向車のドライバーの中には、私のことを「バカじゃねえの」と思っただけの人もいるでしょうが、「対向車が止まっていたのに、自分は交通規約を遵守しなかった。」と感じた人もいるでしょう。

 

最低でも、信号機のない横断歩道の先で、対向車が止まっていたら、何を意味しているのかは判るようになったのではないでしょうか。

 

私に付き合って止まってくれた対向車のドライバーは、「ああ。ちゃんと止まる人もいるもんなんだな。今後は自分も気を付けよう。」程度には思ってくれたかも知れません。

 

「自分が止まっても対向車が止まらないから却って危ない。」「下手すると後ろから追い越していくバカがいる。」そういう意見も判らなくはありません。

 

ただ私は、それで自分まで止まらなかったら、「犯罪者に犯罪を犯すことを強要されて仕方なくそれに従っている」ことになると思うのです。

 

そんな犯罪者の悪意に従うのは真っ平ごめんなので、しばらくは、とにかく出来る限り実行に移すことを励行しようと思います。

 

ただ、そんな運転をしている私でも、「あっ!今回は止まれなかった!」というケースも何度かはあるのです。

 

次の機会のブログでは、そういう事例をご紹介して、さらにどんなところに気を付けるべきかなどをご説明したいと思います。

 

おしまい

 

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