皆さんもご存知の通り、昨今の新生姜業界では、開封したての新鮮な新生姜味ふりかけを「新新生姜味ふりかけ」と呼び、開封して日数を経過し、新生姜感が薄れた新生姜味ふりかけを「古新生姜味ふりかけ」と呼びます。
前回の「岩下の新生姜味ふりかけ3」では、「残るはあと1種類のみ」と書いてしまいましたが、実は新たにひとつ、試すべき塩焼そばを発見してしまっていたのでした。
サンヨー食品の「フンドーキン 青柚子こしょう味 塩焼そば」です。
これを8/17(火)の昼飯に試してみることにしました。
サンヨー食品は、もともとの「岩下の新生姜味 塩焼そば」を製品化しているメーカーです。
そして、パッケージを見て「こいつは、仲間だ!」とピンと来たのです。
中身を確認してみると、「岩下の新生姜味 塩焼そば」と同様に、調味油と特製粉末ソースが入っています。
しかし、かやくは少し違います。
「岩下の新生姜味 塩焼そば」がキャベツだけだったのに対し、「フンドーキン 青柚子こしょう味 塩焼そば」には、何やら肉チックな具も入っています。
そして、麺も心無しか、少しだけ太いような気がします。
ここに、特製粉末ソースと調味油をイン。
ちょっと緑っぽい色になるのかな?と期待したのですが、混ぜてみると、それと判るほどの色は付かないようです。
まずは、ベースの味を確認してみましょう。
うん!ちょっとキツい味付けです。
明らかに「岩下の新生姜味 塩焼そば」の方が格段に美味いやつです。
さて、それではここに「岩下の新生姜味ふりかけ」を投入してみます。
よおく混ぜていただきます。
うん!ちょーケンカ!!
さすがに青柚子こしょうと新生姜の味は融合しませんねえ。
青柚子こしょうの味だけを除けられれば、かなり近いに味になるのでは、と期待したのですが、それも難しそうです。
キワモノ感をより強めてしまった感じです。
それでは、改めて、真面目な実験に戻りましょう。
比較的オーソドックスで入手しやすい塩焼そばの最後です。
東洋水産(マルちゃん)の「ごつ盛り 塩焼そば」です。8/18(水)の昼飯にトライします。
これは、100円ショップなどでも手に入れられるタイプなので、美味ければかなり有効なのですが、「バジル入り」と書いてあるため、恐らく合わないだろーなーと思って、最後に回してしまいました。
お湯を切ったあとがこちら。オーソドックスですよね。
添付のスパイスをかけてみます。
見るからに、バジル感を主張していますね。
そのまま、オリジナルの味で食べてみると、美味い!
これはこれで美味しい塩焼そばです。
そして、無謀にも「岩下の新生姜味ふりかけ」をイン!
うん!やっぱりバジルには負ける!
なんだか良く判らない味になってしまって、そのまま食べた方が美味いやつです。
これで、私の中で、結論はほぼ出ました。
単純に味だけで言えば。東洋水産(マルちゃん)の「俺の塩」が優勝です。
念のため、もう一度食べて味を再確認しておきましょう。8/23(月)の昼飯です。
内容物も再確認。かやく、液体ソース、粉末ソースが同梱されています。
やはりかやくの豪華さが特徴ですね。
そして「熱湯1分」も他の塩焼そばと異なるところです。麺の製法も違うのでしょうね。
お湯を切った後に、液体ソースと粉末ソースを追加。
うん!やはりシンプルな塩味で美味い!麺が細いところも好き!塩焼そばとしても極められているタイプです。
そして、「岩下の新生姜味ふりかけ」を追加!
よおく混ぜて食べます!
うん!うまい!
シンプルな塩味が、新生姜味の良さを受け止めてくれている感じです。
ただ、正直に言うと、ちょっとしょっぱいです。粉末ソースを手加減してやるとより良いかも。
これで結論は出たように思うのですが、少し懸念点もあります。
端的に言って、「俺の塩」は少々高いのです。サミットストアで158円ほどします。
これに「岩下の新生姜味ふりかけ」のコストも考慮すると、「岩下の新生姜味 塩焼そば」を定価で買うのとそう変わらないのです。
しかも、ホンモノの方が明らかに美味い。。
そのあたりも考慮すると、もうひとつ少し安めのやつで再確認しておきたいのがあるのです。
続きは、「岩下の新生姜味ふりかけ5」でご説明しましょう。
おしまい