十分バレていると思いますが、私は「とにかく息子に遊んでもらいたい父ちゃん」です。
7/23(金)の祝日、部活も休みだと言うので、気分転換に赤羽の「支那そば 大陸」に半チャンラーメンを食いに行こう、と誘いますが、どうも乗り気で無いようです。
ディープな赤羽方面には、トラウマがあるのでしょう。
「じゃあ、ラクレットチーズ買いに行こうか。浦和の伊勢丹に。」と提案したところ、それには乗り気で合意しました。
浦和伊勢丹の地下1階には、「フロマジュリーヒサダ」という「チーズ王国」のような感じのチーズ専門店があります。
そこには、結構先輩の女性の店員さんがいて、いつも彼女にお勧めのチーズを聞いて買っています。
「今日も彼女いるかなあ。チーザー歴はどれくらいなんですか?って聞いてみようか。」
「チーザー歴じゃ意味判らんだろ。」
近くのコインパーキングに車を停めて、そんな他愛も無い会話をしながら、伊勢丹に向かいます。
店舗に着いてみると、いつもの彼女がいません!
「この暑さでダウンされてしまったのだろうか」と心配しつつも、男性の店員さんのお勧めにしたがって、初めての「シュロスバーガーアルト」なるスイスチーズをもらい、目的だったラクレットチーズを200gくらいの大きさにカットしてもらいます。
いざお会計をしようと思ったら、奥からいつもの彼女が出て来ました。
良かった!お元気だった!と、息子と喜びを分かち合います。
この日は、「ブーランジェリー・K・ヨコヤマ」という、こちらも人気のパン屋さんに寄って、パンを買いました。
一番気になったのは、こちらの「マーガレット」というふわふわの白パンです。
こちらは、中にチーズブロックが入ったチーズパンです。よくあるタイプのやつですね。
こちらは、タイトルを忘れましたが、具無しの食事パンです。チーズに合いそうだ、と思い、チョイスしました。
その日の晩飯は、まずはラクレットチーズから。
まずは、半分位にカットして、不揃いの形の部分をなるべく薄目に切ります。
そして、フライパンの上に、なるべく隙間の無いように並べます。
フライパンで下からも火で温めつつ、とろけて来たら上からガスバーナーでファイヤーします。
ラクレットチーズは、これをやるとより美味しくなるんです。
イイ感じで焦げが出来ました。
準備した具材は、シンプルに、茹でたブロッコリーとじゃがいも。そして、ベーコンとウインナー。先ほどのマーガレットをひと口大にカットしたものにも、チーズを掛けます。
どりゃあーーー!できるだけ万遍なく。
ちなみに、ベーコンはサイボクの浦和伊勢丹店でブロックを買って、カットしたものです。
こんな感じかな。
ちなみに、後ろに写り込んでいるのが、「シュロスバーガーアルト」くんです。
どうです?美味そうでしょ?
勿論、チーズも美味いのですが、サイボクのベーコンも美味いし、白パンのマーガレットがふわっフワでクセが無く、これまたチーズにバッチリ!
嫁さんと息子と3人でつまみ、一気になくなってしまいます。
お皿がカラになる前に、と次のラクレットチーズを仕込むことにしました。
残りの分は、形を揃えてスライスすることが出来ましたので、フライパンに綺麗に敷き詰めます。
まずは、フライパンを火にかけて、下から熱を加えて行きます。
そして、上からもガスバーナーでファイヤー!
イイ感じに仕上がります。
ブロッコリー、ジャガイモ、ベーコン、ソーセージ、マーガレットもお替りです。
ラクレットチーズをでろれーんと上からかけます。
結構な量があるように見えるのですが、美味しくて、軽く食べ切ってしまいました。
写真は撮り忘れましたが、シュロスバーガーアルトの方も、薄目にスライスして、パンに乗せたりして食べてみました。
フロマージュリーヒサダの店員さんは、「このチーズは、毎年、出来ばえが大きくブレるんですが、今年のは結構な上ブレなんです。」と言っていました。
初めて食べるので、上ブレかどうかまでは判らないのですが、パルミジャーノ・レッジャーノのような感じで、こっくり、ふんわりとした美味さの漂うチーズでした。
こちらも少しだけガスバーナーでファイヤーしてみたのですが、焦げ感が出てしまい、炙りには合いませんでした。
電子レンジで少しだけチンして柔らかくすると、より一層香りが映えるような感じのチーズでしたよ。
ちょっと贅沢ではあるのですが、ガスバーナーがあると、こんな風に手軽に家庭でラクレットチーズを楽しむことも出来ます。
値段もそれほど高いものではありませんので、是非入手して炙り仲間になりましょう!
おしまい