「サク山チョコ次郎の日」のブログでは、「サク山チョコ次郎はたけのこの里に似ているが、よりクオリティが高い」と説明しました。
そのことを、息子と嫁さんに話したところ、猛反発を喰らいました。
「たけのこの里の方が美味いに決まってるじゃねえか!!!」
いやいやあんたたち。
あんたたち、実際に両方を食べ比べた上でそう言っているのか?
単に、「たけのこの里」というネームバリューに惑わされているだけじゃないか?
いいだろう。勝負してやろう。
ということで、改めて両方を買いそろえました。
もちろん、勝負は端的に味です。どちらがより美味いか。
ただ、値段にもの凄く差があったりすると、公平な判断が難しくなります。
まず、「サク山チョコ次郎」は、コモディイイダで税込み213円でした。4個入りが6袋、24個の値段です。
一方、「たけのこの里」はオーケーストアで税込み145円です。さあて、いくつ入っているんだろうか。
「ひと箱にたけのこの里が何個入っているか」
このことを真剣に考えたことのある人は、果たしてどの位いらっしゃるでしょう。
でも、私には自信がありました。「たけのこの里」は「きのこの山」と人気を二分する商品です。きっとどこかに比較データがあるに違いない。
きのこの山・たけのこの里 徹底比較!1箱に何個入ってる?1個あたりのカロリーは? | Web Dragon (web-dragon.com)
すぐに見つかりました。29個です。
213 ÷ 24 = 約8.9円
145 ÷ 29 = 5円
サク山チョコ次郎が1個約8.9円なのに対して、たけのこの里は1個5円です。
むううん。これだと公平な比較にならないか。
いや待てよ。1個の大きさはサク山チョコ次郎の方が大きいな。この差が値段に反映しているのかも。
そう思い、重さを調べてみました。
サク山チョコ次郎が102g。
たけのこの里が70gでした。
213 ÷ 102 = 約2.09円
145 ÷ 70 = 約2.07円
驚いたことに、1g当たりの値段はほぼ同じなのです。
これで思い残すことなく勝負が出来ます。
まずはサク山チョコ次郎から。
そして、たけのこの里。
ぶっちゃけ、私もたけのこの里は美味しいと思います。
きのこ派か、たけのこ派かと言われると、それほど悩まずにたけのこ派です。
そして、たけのこの里はクッキーと2種類のミルクチョコレート、対するチョコ次郎は、ミルクチョコにミルククリーム、そしてビスケットとかなり類似した構成になっています。
でも、二つを順番に食べ比べてみれば、それぞれの特長は全く異なることが判ります。
たけのこの里は、クッキーもカリっとしていて、それに合わせてチョコレート部も若干固めです。チョコ感の強いチョコだと言い換えることも出来るでしょう。
それに対して、チョコ次郎は、ビスケット部が断然軽いのです。そして、それに合わせてミルクチョコとミルククリームの部分も柔らかく、口溶けの良い仕上がりになっています。
私の好みで言えば、チョコ次郎の絶妙なハーモニーに軍配なのですが、たけのこの方が好きだという人がいるのも判ります。
ただ同時に、ネームバリューで判断してしまう人も相当数いるであろうことも想像出来ます。
今一度、無心になって、この2つのお菓子を食べ比べてみてください。
そして、純粋に、味や食感でどちらがより好きか判断してみてください。
まあ、チョコ次郎の場合、チョコ部にはチョコジローのいろいろな表情がありますし、ビスケット部にはチョコジローのステキなおしゃべりが記載されていますので、この辺りの付加価値まで考えれば、勝敗は明らかでしょう。
でも、息子も嫁さんも改心しようとはしませんでした。
チョコ次郎派の皆さん、もっともっとチョコ次郎を広めて信者を増やし、たけのこを見返してやりましょー!
あ。その前にちくわぶか。
おしまい