ちょうど半年ほど前に「中古PCどう?」というブログを書きました。

 

この時に、かなりお買い得な中古PCをゲットしましたので、さすがにもう自分ではPCを買おうとは思わないのですが、中古PCの情報を見ているとたまに良さそうな情報が流れて来ます。

 

新品のPCを購入することに全く経済的な逡巡が無い方にはお勧めしません。

 

更に、すでにそれなりのスペックのPCを使用していて、性能に不満を感じている方にもお勧めしません。中古PCでハイスペックなPCを探すのは難しいからです。

 

例えば、モデルで言うと5~6年以上前のモデルで、SSDではなくHDDで、メモリが4GBしか無いPCに、Windows 10をインストールしてだましだまし使っている、という方向けの情報です。

 

新しいPCを買うと、どうしても10万円以上になってしまう。快適なPCは欲しいけど、それほどお金はかけられない、という方に参考にしていただければと思います。

 

2020年の中古PCはSkylake世代がお買い得!?中古市場にも世代交代の波が来た - AKIBA PC Hotline! (impress.co.jp)

 

まず、こちらは、2020年10月のWeb記事です。

 

 

この記事の中に出てくる「Skylake世代」という用語がひとつのキーワード、というかスペックを見分けるための基準になります。

 

「Skylake」というのは、Intel製CPUの開発コードで、第6世代のCPUを意味するものです。

 

この記事の中には、「Core i5-6300U」という例が出ていますが、この「6300」の頭の「6」が世代を表しているのです。

 

ちなみに、このブログを書いている、2021年1月時点での最新CPUは「第11世代」です。

 

最新から比べると5世代前のCPUということになります。

 

Windows 10がリリースされたのは、2015年7月です。5年半ほど前のことになります。

 

この頃主流だったのが、第6世代のCPUなのです。このことに、もの凄く大きな意味がある訳ではないのですが、第6世代のCPUは、「古いけれど、そんなにすごく古くは無いCPU」だと考えると良いでしょう。

 

言い方を変えると、「まだまだ使い物になるCPU」だとも言えます。

 

そして上の2020年10月のWeb記事は、「そろそろ中古PC市場にSkylake世代のCPUを搭載したモデルが出回り始めた」ということを説明しています。

 

私も、今がSkylake世代の中古PCを購入するには、いいタイミングだと思っています。

 

では、具体的にWeb記事を引用して紹介していきましょう。

 

Core i5-6200U + SSD搭載の15.6型ノート「Endeavor NJ4000E」が税込27,800円、PCコンフルでセール (取材中に見つけた○○なもの) - AKIBA PC Hotline! (impress.co.jp)

 

Core i5-6200U搭載のHP製15.6型ノート「ProBook 450 G3」が税込29,700円から、Qualitで特価販売 - AKIBA PC Hotline! (impress.co.jp)

 

上のWeb記事の機種「Endeavor NJ4000E」のスペックから見てみましょう。

 

CPUがCore i5-6200U、メモリが8GB、ストレージが256GB SSD(新品)、OSがWindows 10 Pro(64bit)、DVDマルチドライブを搭載した据え置き型のノートPCで、税込27,800円です。

 

では、下の「ProBook 450 G3」はどうか。

 

CPUはCore i5-6200Uで同じ、メモリは4GB、ストレージが500GB HDD、OSがWindows 10 Pro(64bit)、DVDマルチドライブを搭載した据え置き型のノートPCで、状態によって、税込29,700円からです。

 

まず、メモリは8GBが標準だと考えるべきです。それと、ストレージがHDDではなく、SSDであることは必須です。

 

間違っても、HDDモデルは購入しないようにしてください。但し、中古PCで十分に値段が安く、HDDをSSDに載せ替えたとしてもリーズナブルだ、という場合は例外です。

 

この2つの機種とスペックを見比べると、増強しなくても標準スペックを満たしている、前者の機種を選択すべきだということが判るでしょう。

 

私も、据え置き型でDVDドライブ内臓のノートPCが欲しい人であれば、選択して問題無いものだと思います。3万円以下で、それなりのノートPCが入手できるのですから。

 

勿論、もっと細かいスペックを見比べて比較できる知識がある方は、そうする余地もあるでしょう。

 

ただ、PCを持ち歩いて使いたい、いわゆるモバイルタイプのノートPCが欲しいという方には、いずれも適しません。

 

Core i5-6300U搭載の12.5型ノート「Latitude E7270」が税込19,800円 (取材中に見つけた○○なもの) - AKIBA PC Hotline! (impress.co.jp)

 

そういう方には、こちらの機種はいかがでしょう。

 

Latitude E7270」、CPUはCore i5-6300U、メモリ8GB、ストレージが128GB SSD、OSがWindows 10 Pro(64bit)で税込19,800円です。

 

ディスプレイが12.5型と、一般的なモバイルPC(13.3型)よりも少し小さいのですが、それでも良い、という方に取ってはお買い得だと思います。

 

中古PCは、製品の使用状態など、文字で判るスペックだけでは一概に比較出来ないのが難しいところです。

 

ただ、上にも書いた通り、古いCPUでメモリの少ないHDDモデルをひいこら言いながら使っているのであれば、少しの投資で乗り換えてみた方が、それ以上の価値の快適さが手に入ると思います。

 

上記にご紹介した以外にも、「中古PC Hotline!」のページを見ていると、結構いい感じの中古PCの情報が流れて来ます。

 

上記でご紹介したスペックと価格の例をひとつの判断基準として、自分のニーズにあった中古PCがあれば、トライしてみてはどうでしょうか。

 

それで、数年後に経済的に余裕が出来たら、新品の納得の行くスペックのPCに乗り換えればいいのです。十分元は取れると思います。

 

おしまい

 

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