レオン

「レオン」はAmazon Prime Videoで観て、かなり気に入った日本映画です。

もともと竹中直人くんのことが好きなので観てみたのですが、久しぶりの主演で、彼の良さが存分に発揮されている映画だと感じました。

大林宣彦監督の「転校生」という映画をご覧になった方は多いと思いますが、その劇中で尾美としのりさんと小林聡美さんの心と体が入れ替わるのを観て、本当にそうなってしまったかのように感情移入されたのではないかと思います。

「レオン」では、竹中直人くんと知英さんの心と体が入れ替わります。

知英さん、「ちえ」さんだろうか「ともえ」さんだろうかと思って調べてみたのですが、「ジヨン」さんという韓国人の方なのですね。

このブログを書き始めてからそのことを知り、いまさらにビックリしました。

知英さんの演技が良かったので、他にどんな作品に出ているんだろう？と思って探してみたのです。

したところ、「殺る女」という作品が引っ掛かりました。

そして、この作品には、私が好きな「ワカコ酒」というテレビドラマに出演されていた武田梨奈さんも出演されています。

知英さんは殺し屋の役か。観てみてえ。DVD買うか。でも、そもそも「レオン」のDVDも欲しいんだよなー。

「レオン」の方はブルーレイ&DVDセットになっています。

これも映画ファンの心をくすぐります。軽く観たい時はDVDで、画質に拘りたい時はブルーレイで観ることができる。5,217円。

「殺る女」の方はDVDで3,344円か。

どっちも欲しいじゃないか。もういいや。両方買ったれー！という事で、自分へのクリプレとして衝動買いしてしまいました。

さて、ここからがホンキです。

「人を動かすためのチカラ」というブログにも書いた通り、人に「これいいよ。」と言ってその人を実際に動かすためには、かなりのパワーが必要です。

映画を勧めて観てもらうことは、美味い物を勧めて食べてもらうことよりも、時間を割いてもらう、という意味で、難しい面があるように思います。

1人でも多くの人に、私がイイと思った「レオン」を観てみて欲しい。

でも、ネタばれは良くない、ということで、オープンになっている情報のみでご紹介します。

このWeb記事に、ストーリーの概要が書かれています。要は、男女の入れ替わりコメディなので、それ以上の情報が欲しく無ければ読まずに本編をご覧になることをお勧めします。

この映画のみどころのひとつは、吉沢亮さんと竹中直人くんのキスシーンです。

私もこのシーンを観て、吉沢亮さんにキュンキュンしてしまいました。

私がこの映画を好きになった大きな理由のひとつは、知英さんのオッサン演技です。

ホントに、竹中くんが中に入ってるんでは？と思えるような演技に感心してしまいました。

もちろん、竹中くんの乙女演技も絶品です。でもそれは竹中くんですから、そりゃそうですよね。

「バカバカしくくだらない」とありますが、それは「真剣に観て感動できる」ことの裏返しです。

私はこの映画を観て涙しました。単に歳をくって涙腺が緩んでいるからかも知れませんが、このような時期に心を洗い流すために見る映画としては最適だと思います。

Amazonプライムの会員の方には、是非観ていただきたいと思います。

もし観てくださったら、そのご感想と、替りに私に観せたい1作品をご紹介ください。

アマプラでタダで観れるやつでお願いします。

私は必ずそれを観て感想をフィードバックさせていただきます。

うまいものに関しても「味の好みは人それぞれ」ように、映画などの作品の好き嫌いも人によって大きる分かれると思います。

出来るだけ好みの合う人を見つけて情報交換をすれば、いろいろ充実するだろう、と思う訳です。

おしまい