これは本当に、真面目に皆さんにお聞きしたいと思っているのですが、皆さん、梅干しってどうされているんですか?
私は、母親だった人が埼玉県入間郡という越生という梅の産地のあるところの出身だったせいか、幼い頃から、塩だけで漬けたしょっからい梅干しを食べ慣れていました。
ちなみに、この「しょっからい」という表現、方言的な要素もあるらしいですね。
いつの頃からか、このしょっからい梅干しを入手するためには、越生産の梅干しを入手しなければならない、という事を知りました。
それまでは、普通にスーパーに売っていたのかどうか、その辺りも定かでは無いのです。
意識して越生産の梅干しを探すようになって、大宮ソニックシティにある「そぴあ」という埼玉県物産観光館まで買いに行ったりしていたものです。
ドライブで越生まで足を延ばして、その機会に買い込んだりもしていました。
ところが、一時期から、「そぴあ」でも越生の梅干しを販売しなくなってしまいました。
Web通販をしていたサイトがいくつかあったはずなのですが、それらしいところが見つかりません。
これには、少々事情があるらしいのですが、詳しいことを知りませんので、言及は避けます。
スーパーのベルクには、小粒ながら塩だけで漬けたしょっからい梅干しが置いてあって、仕方無い時はそれで食いつないでいたのですが、ここ数年、それすら店頭に並ばなくなってしまいました。
スーパーの店頭に並んでいる梅干しは、南高梅やハチミツ入りなど、何かしら甘っちい味付けがしてあるものばかりなのです。
唯一、「越生特産物加工研究所」というWebページがあり、そこでは越生の梅干しを販売しているらしいことは知っていました。
ただ、そこではネットショッピングが出来ず、電話かFAXでないと注文が出来ないのです。
いかにもメンテナンスされて無い感がありありで、注文してみようという気にならなかったのです。
でも、背に腹は代えられません。
今年の1月、意を決して、そこに電話をして、梅干しを注文してみました。
送料もそれなりにかかりますし、何度も繰り返し頼むのは面倒ですから、250g入りのものを6個。なんとなく、偶数の方がいいかな、と思いまして。
無事届いて、製品もイメージした通りのものでした。
「ようやく戻って来てくれたか。」と感動したものです。
これからは、この方法で入手しよう。半年に1回位は注文しなきゃならないだろうけど、まあ仕方無い。
ところが、「田舎っぺうどん」のブログで紹介している通り、埼玉県北本市にある「桜国屋」という物産館でも、同じ梅干しが置いてあることが判ったのです。
しめしめ。それなら、田舎っぺうどんを買いに行くタイミングで梅干しも補充するようにすれば、切らすことは無いだろう、とほくそ笑みました。
もしかしたら、もう少し行きやすい場所でも取り扱っているかも知れませんが、とりあえず、私はこれでいいんです。
でも、一般の皆さんは一体どうしているんだろう?という事が気になって仕方がないのです。
私のように、しょっからい梅干しが好きで、それでないと物足りないという人も、少なからずいるのではないかと思うのです。
スーパーに並んでいる梅干しのラインナップに、違和感・不快感・恐怖感を感じている方は他にいらっしゃらないのでしょうか?
そもそも、梅干しのおにぎりを作る時に、あんな甘っちい梅干しを入れて、平気なんですか?人として、恥ずかしくないのですか?
。。。すみません。。
ついつい熱くなりすぎてしまいました。
こちらが「桜国屋」で買った梅干しです。
250gで税込み750円。スーパーで売っている梅干しの中では、高めの部類でしょうか。
ね。食塩だけでしょ。
こちらが食べている途中のやつ。
判る人は、顔を見れば判ると思いますが、しょっからい梅の香りがほんわりと漂って来て食欲をそそります。
そろそろ在庫の底が見えて来たので、田舎っぺうどんと共に買い込んでこようかというタイミングになり、このブログを書き起こすことにした訳です。
是非、皆さんの梅干し事情、教えてください。
おしまい