「田舎っぺうどん」は、私のうまいものリストの中では、比較的古株です。
国道17号沿いの北本市内にある、武蔵野うどんの人気店です。
2000年頃だったと思いますが、こちら方面に車で仕事に通っていて、地元担当の営業の方に教えてもらった店です。
武蔵野うどんの特徴は、不揃いのぶりぶりとした手打ちうどんを、温かいつけ汁に漬けて食べるスタイルです。
麺のうまさや歯応え、つけ汁の美味さなどでレベルが分かれるメニューです。
そして、ここのうどんは所謂絶品です。
讃岐うどんとはまたちょっと異なる魅力があって、麺のぶりぶりむにむに感が非常に楽しく美味しいのです。
4/5、本来であれば息子も連れて食べに行きたかったところなのですが、外食は自粛して、お土産の生うどんを買いに行きました。
車で1時間半ほどかかるのですが、その時間をかけてでも買いに行く価値があると、ウチの家族は確信しています。
こちらが目印となる看板です。
ちょうど12時頃に着いたのですが、店内には待ち行列が出来ていました。
なす汁、肉ねぎ汁、きのこ汁の生うどん3品を購入。
外観はこんな感じ。駐車場もいっぱいで、空きを待っているお客さんもいました。
実は、すぐ近くに「桜国屋」というJAの直売所がありますので、こちらの駐車場に止めるのが楽ちんなんです。
もちろん桜国屋でもお買い物をして行きます。
北本市はトマトが名産なので、それを使ったレトルトカレーやお菓子などが人気です。
弓削田醤油のめんつゆもいつも買うのですが、今回、初めて越生の梅干しが売っていることに気づき、4個購入。
これで2か月くらいはもつかな。
そしてこちらが生うどん。
3人前買ったのですが、量が多いので、2人前だけ茹でることに。
こちらが肉汁うどんのおつゆです。こんな感じで、お店の味を手軽に味わえるんです。
こちらはきのこ汁。お鍋に入れて、ひと煮立ちさせれば出来上がりです。
なす汁うどんのおつゆと具。これもうまそーでしょー。
こちらサイドメニューで人気のきんぴらごぼう。
ぴり辛で、柔らかく炊き上がっていて、なかなか真似のできない逸品です。
茹で時間などの説明書きが同梱されています。
私は、自分でそばを打つので、普通の家庭よりも大きめの麺茹で鍋を持っています。
その鍋に、なるべくたっぷりのお湯を入れて、うどんを茹でます。
こちらがなす汁。
きのこ汁。
肉ねぎ汁です。この3汁は、どれが一番美味いとも言えないそれぞれの魅力があって、甲乙付けがたいんです。食べてみると判ります。
うどんはちゃんと茹でてきっちりしめれば、お店で食べるものと遜色無いんですが、持ち帰りの場合は、少し、カスのような麺が残ってしまいます。
その意味で、お店で食べた方が、より一層この店のうどんの魅力を味わえると思います。
こんな時期で、なかなか食べに行くのは難しいと思いますが、落ち着いたら、是非一度足を運んでいただきたい、埼玉の自慢の味です。
通販でも入手は出来るのですが、どうしても送料が高く付いてしまいますので。
おしまい