先日、息子の誕生日だったので、少し日はずれたのですが、日曜日に「何か美味いものでも食いに行こうか」という話になりました。
ラクレットチーズを炙って、ベーコンやポテトにたっぷりとかけてくれる店があるので、そこにしようかと話しをしていると、嫁さんが「あの店、予約しないと入れないよ」というのです。
確かに、Webで調べてみたところ、その日はすでに空きが少ししか無い状態でした。
「じゃあチーズを買って来てチーズパーティにしようか」と息子が言うので、一緒にラクレットチーズを探しに行くことにしました。
まず、オーケーストアで見つけたのが、花畑牧場の切れてるラクレット4枚入り60gで300円ちょいです。
抑えにひとつこれを買って、次はヤオコーに向かいます。
結果、ラクレットチーズは同じものしかありませんでした。しかも60円も高い。さすがに同じものを買う気にはなりません。
これ以外にラクレットチーズを置いていそうなスーパーは思い付かなかったため、エマージェンシープランとして考えていた、浦和伊勢丹の「フロマージュ ヒサダ パリ」に向かうことにしました。車で30分ほど。
近くの駐車場に車を止めて、店舗に向かい、まずは、ラクレットを選びます。
ちょうど良さそうなサイズのものがありました。元の円筒形が判るという意味でスライスよりもロマンを感じます。
205gで1000円くらいなので、花畑牧場とだいたい同じなんですね。
折角ここまで来たのだからと、カマンベールチーズも追加しました。
ハーフサイズのそんなに高くないやつ。
車に戻る途中、息子が「ガスバーナー欲しくね？」と言うのです。
「キャラメリゼとかやってみたかったんだよ。」
もちろん、今回はラクレットチーズを炙ることをイメージしています。
基本的に、私はそういう面白そうなことには賛成です。じゃあ、帰りにホームセンターに寄ってみっか。
ホームセンターには、イワタニのクッキングバーナーが一種類しか置いていなかったのですが、値段を確認すると、4,300円オーバー。
Amazonでは1,200円位からあると調べていたので、これにはへこみました。
それでも、息子は諦め切れないようです。しょうがない。もう一軒行ってみるか。
次の店は、結構品揃えが豊富で、イイ感じのSOTO FIELD CHACKER ST-Y450が2,180円でゲットできました。
「そうだ。これおれ、ブログのネタにさせてもらおう。ガスバーナーを欲しがる息子。」
「えっ？いまどきの高校生で、ガスバーナー欲しく無い、なんてやついないよ。」
そういうもんか。ホントか？？
まずは、花畑牧場のラクレットをフライパンに敷いて、息子くんが慎重にバーナーに着火します。
ファイヤーーー！！
いい感じ！
こんがりと焼き上がりました。
これを、嫁さんに準備してもらった、じゃがいも、ブロッコリー、ベーコンの上からとろーりとかけます。
いざ、実食！
うめえ！
ラクレットチーズ自体にもうま味があるんですが、焦げたところが香ばしくてまたイイんです。
もちろん私もファイヤーさせてもらいましたが、ごつう気持ちいい。
コンロの火で下から溶かすだけよりも断然早く仕上がりますし、焼いてる感が何とも言えません。
結局、この日はラクレットチーズだけを食べきって、他にパスタもあったので、それでお腹いっぱいになり、カマンベールまでは手が出ませんでした。
それにしても、新兵器ガスバーナー、なかなか侮れません。
「炙り料理」という新しいジャンルを開拓する楽しみが広がりそうです！
おしまい