(このブログは過去の再投稿です)
「ちくわぶピザ実験(その3)」に続く、わぶろぐ第60弾です。
内容的には、「ちくわぶ低温調理」の続きになります。
初めてちくわぶを低温調理してみて、結構味を染み込ませることができることが判ったため、5/20の夕方から、次のちくわぶ低温調理を仕込み始めることにしました。
前回は、ちくわぶに甘い味を染み込ませてみましたが、本来のちくわぶ低温調理の目的は、ちくわぶに味を染み込ませることで、パンの具にすることは出来ないか、というのが研究テーマです。
今回も2種類の味をベースにしてトライします。
ひとつは、ミツカンの白だし 地鶏昆布を2倍程度に薄めた白だれバージョン。
もうひとつは、トマトケチャップをトマトジュースで溶いた赤だれバージョンです。
それぞれ60ccほどのたれを準備します。
ちくわぶは標準的にコモディイイダの川口屋バージョンを使用。
長さを半分にしてから縦方向に4本に卸します。
合計8ピースに分解し、1分間レンチンしてほかほかにしてから、ジップロックに4本づつ入れて温めたたれを投入して密封します。
こちらが白だれ。
こちらが赤だれです。
これらを、ホットクックの低温調理90℃で10分間だけ炊いて、その後はそのまま冷ましていきます。
こちらが冷ました後の白わぶです。
そしてこちらが同様に赤わぶ。
これらを一晩冷蔵庫で冷やしたのが、この方たちです。
一本づつ取り出してレンチンして味見。
ふむふむ。予想通り白わぶの方はおでん汁の味が結構染みているな。
対して、赤わぶの方はそんなに染みていない。
どうやって食うべきかはちょっと考えてみよう。
会社に行って、帰りの電車で思いついたのが、調味料をプラスしないちくわぶピザ。
5/21の夜に試してみます。
わぶ1本を8等分に切って、円形状に並べ、スライスチーズを被せてレンチン1分30秒。
赤わぶの方も同様に処置します。
こちらが白わぶバージョン。
ん。うめえ。白だしの味がしっかり染みて、いい味を出しています。
一方、こちらは赤わぶバージョン。
ケチャップの味はするものの、インパクトに欠ける感じ。
さらにスライスチーズをチェダーに変えてみます。
こちらの白わぶ+チェダーもなかなかいい感じ。
でも、普通のスライスチーズとの味の違いを見るのは、正直忘れてました。
そんなに大きな差は無かった印象です。
こちらが、赤わぶ+チェダーバージョン。
悪くは無いのですが、普通にスライスしてケチャップを付けてレンチンした方が楽。
これだけの手間をかけて低温調理した甲斐は無かったようです。
さて、1本づつ残った白わぶと赤わぶをどうするか。
本来の目的である、パンの具に適したちくわぶを作れないか、を確認するために買って来た8枚切りの薄めの食パンに巻いてみることにします。
軽ーくトーストした食パンに、軽くレンチンした白わぶを載せ、マヨネーズで味を足して巻いてみます。
わぶパンロールの完成です。
食べてみたところまあまあイケる。
濃いめの塩味がちくわぶに染みているところがいいようです。
赤わぶの方はマスタードをトッピングしてみました。
これもロールにして食べてみます。
うん!良く判らない。
いろいろなちくわぶを食べ過ぎて、もはや冷静な判断が出来なくなって来ました。
おれ的にはアリだけど、普通の人がいきなりこれを食ったら、どう感じる?という客観的な判断をするのが無理な精神状態にトランスしています。
とりあえず今回の結論は、白わぶに軍配で、活用の余地があるのでは?というところなのですが、あまり具体的なアイデアまでは沸いて来ません。
実は、このブログを書きながら、3回目のちくわぶ低温調理も併行して進めています。
カレー味と、醤油+みりん味です。
「ちくわぶピザ実験(その1)(その2)(その3)」ほどの広がりは無さそうなので、次回でちくわぶ低温調理は完結となる予定です。
じゃあ、ちくわぶピザ実験はまだやるんかい!
いや実は、岩下の新生姜スライスを買っていたのを忘れてたんですよー。
ごめんな。
おしまい