妙見菩薩や妙見信仰を
研究されていると伺ってから
ずっと訪れて見たかった円泉寺さまへ。
鎮宅霊符、妙見菩薩、十一面観音さまに
深いご縁をいただいているので
とても楽しみにしていました。
宝珠庵の妙見菩薩さまは大阪府交野市の
星田妙見の妙見菩薩さまです。
大阪府交野市には、
お大師さまが仏眼仏母法にて
三つの星が降臨したという獅子屈寺。
さらには饒速日命(ニギハヤヒノミコト)を祀る
磐船神社があります。
御神体が 高さ12メートル、幅12メートル もある
巨大な舟型の磐座で、 「天の磐船」と呼ばれます。
この岩、 饒速日命(ニギハヤヒノミコト) という神様が
天より乗ってきた船だと言い伝えられています。
妙見信仰の星田妙見は、
やはり巨大な隕石を磐座とする神社で、
本殿内の遥拝場は、その磐座を前に
一面ガラス張りとなっています。
素晴らしい御祈祷ですので、
是非昇殿参拝をなさって頂きたいです。
交野市には、隕石が至る所にあるのですが
交野山の頂上にも巨石があり、
御山の頂上にドカンと乗っかっているかのようです。
転げ落ちたら大変ですが、巨石には梵字が刻まれており
それにより留まっていると言われています。
地名にも、
天野が原。星田。妙見坂。磐船。神宮寺。
等等
それらしい地名がたくさんです。
天の川が流れ、
機物神社があり
七夕伝説の町としても有名です。
そして、交野市は
少しいけば奈良、生駒なのです。
宝珠庵の妙見菩薩、鎮宅霊符尊は
星田妙見さまを筆頭に
左右を秩父神社さま、それから
で支えていただいております。
最強。
そう言えば。
先日、物凄い話を御縁者さまより
伺いました。
ご相談と鑑定報告の際に
とある事柄について
ご忠告を申し上げました。
それを聞いて
絶対自分には関係ない。
関係があるはずがない。
とおっしゃっていたのですが、
鑑定で出たことはいつか必ず起こる。
忘れないでください。
転ばぬ先の神仏からの杖ですから。
と
お伝えしていたことを
ずっと忘れずに心に留めておかれたのです。
まさか今になって…
まさか、自分が…
と
絶句されておりました。
妙見菩薩、鎮宅霊符尊に
いささかの間違いも無いのです。
脱線が酷すぎる…
はなしを円泉寺さまに
戻しまして。
素晴らしく可愛らしい
花手水。花水盤です。
今日だけが特別なのではなく
常から寺内には花が活けられて
いつ伺っても花が溢れているのだそうです。
花を殊の外好まれる御神仏
いらっしゃいますもの。
境内から本堂へ上がらせていただきました。
妙見信仰のお話や
所蔵の貴重な資料や仏像などを
拝観する事ができるかもということで、
前で。それも最前列で
食いついて伺いたいくらいな
気持ちだったんです。
大概どこへ行っても、
前は遠慮される方も多いのですから
大抵最前列に座ることになるんです。
それが今日に限って
最後の最後に本堂に上がることになり
もちろん一番後ろに座ることに。
壁一面に貴重なお軸がかけられていて
ふと自分の横を見たら、
地獄曼荼羅図がかかっていました。
絶対、この場所意味がある。
そう思いながら
円泉寺御住職様のお話を伺っておりました。
そしたら、地獄曼荼羅図のお話になり、
右上の…
左下の…
真ん中の…
のお話に合わせて
指で差したりなんかして、
このお役目のためにここに座ったのかも
と思っておりました。
お話の締めくくりに、
御住職は後ろに移動してこられて、
後ろに用意されていた
書籍や諸々の品々を
良かったら、お持ち帰りくださいと
お話されたのです。
その中に。
あるお品がありました。
すると、御住職がほいとばかりに
渡されたので
横にいた私が受け取りました。
まさか、まさか、
まさか…。
これは流石に曼荼羅小屋に収蔵するべき。
と思っていました。
けれど、
御住職も、峯龍先生、静果先生も
受け取った人が持つべきでしょう。
とおっしゃいます。
というわけで
とあるお品を譲り受けたのです。
頂いた紙袋に納めましたが
紙袋が耐えきれません。
はっ
いいもの持ってる…。
勘のいい皆様ならお気付きですね!?
そう!
あのエコバッグです!
それも、ほぼ新品。使ってません。
そして
この日は、毘沙門天さまにご縁があった日。
隣のお部屋を覗いてみると。
わお!
めちゃくちゃ素敵な毘沙門天さま!
七福神様
勢揃いです。
こちらの戎さま。
好きだわ…好きすぎる…。
いぇーい!と、ご機嫌な戎さま。
鯛を抱えずに、乗りこなしているのが
流石でございます。
実はわたくち。
とあるご縁から、10日戎の福娘を
させていただいたことも。
若かりし頃の貴重な思い出。
家族には過去の栄光。
と、過去を強調されます。
また、脱線した!
どなた様も
素敵な笑顔でにっこりされているのです。
御住職様のお人柄が
そのまま七福神さまに
顕れているかのよう。
↑玄武
↓妙見菩薩さま
↓虎ですって!
虎かと言われればそれとは分かりづらいですが
《張子の虎》とみればどうでしょうか。
見えますよね!
↓とても美しい道真公です。
私財を投じて
集められた貴重な資料等等を
拝観させていただき
眼福でございました。
ありがとうございました。
妙見菩薩様の
次第に書かれていることについて
御住職に伺ってみたいこともありましたが
また、きっと、ご縁をいただけるでしょう。
いつかにとっておきたいと思います。
境内の一際高い場所に祀られている
妙見菩薩さま。
これから夜が始まります。