今日は高幡不動尊さまで
秋季大祭があり、お花講の総会が開催されました。
萩は見頃を終えて
彼岸花がではじめていました。
彼岸花をたくさん植えられて
高幡不動尊を一年中花で溢れるお山にしたい
とおっしゃっておられた
川澄前貫主さまを
懐かしく想い出しました。
今日の御法話は
荒井真道先生。
自己紹介をお聞きしていましたら
以前にも伺ったような
けれど、
教化部長になられてから半年ほど。
とのことでしたので…勘違いかしら。
毎回、教化部長さまがいらして
御法話をしてくださいます。
智山派が配布している
リーフレットを元にお話頂きました。
とても分かりやすくて
良いお話にうるっとしました。
今の自分があるのは
御先祖様方のおかげ。
命を繋いでくださった御先祖さまから
命をいただいて今がある。
と言うのは
よく聞く話です。
けれど、荒井真道先生のお話は
御先祖さまが生きておられた
時代の背景についてもお話されました。
今の時代とは違い
明日の命が保証されてない時代もあったでしょう
今食べるものがない御先祖さまも
いたかもしれない。
戦さや争いや飢饉や災害。
それらの幾多の危機を乗り越えて
家族を守り、子供を産み育ててくれた
御先祖様がいてくれたおかげで
今の私がいる。
そういうお話に
御先祖さまの時代に思いを馳せて
本当に有り難く感じました。
帰りにお写真一枚
撮らせていただきたかったのですが、
流れでそのまま退室されてしまい
なんとか一枚
笑顔が素敵で
話し声も話し方もお優しい
けど、洒水加持の時には
深い渋いお声でした
あれ。
高幡不動尊さんの御法話で
洒水加持していただいたの初めてかも!
私も洒水加持の時は
並々ならぬ緊張感を持ってやっています。
蓋を開ける時の指や手の形。
流れるような美しい所作を心掛けています。
散杖を持つ時ももちろんです。
師僧と先生から頂いた大切な散杖です。
梅の枝を選ぶところから
気持ちを頂いて作っていただいた散杖です。
毎日、毎座、有り難く使わせて頂いています。
初めてお会いした気がしないです。
最後には
智積院の新しくなった宿坊のお話が。
是非お越しくださいとのこと。
これからの京都は
紅葉が素晴らしいですね。
素敵なお話をありがとうございました。
御法話の後は
大般若転読大護摩供に参座です。
お花講とは
高幡不動尊さんの全ての御神仏の
足元のお花をまかなう会。
毎月500円。
年会費は6000円です。
どの月からでも入会できます。
入会するとお花講の輪袈裟を頂きます。
春季大祭、秋季大祭に合わせて
総会があり
御法話+お護摩札+食事
と御接待をいただきます。
ご本尊様方の足下には
いつも素晴らしいお花が飾られていて
嬉しい気持ちをいただきます。
そして
参拝者の方がお花に目をとめて
嬉しい気持ちを感じてくだされば
その気持ちが廻向していくのです。
御花講の活動が
ご本尊様方とどなかを結ぶ
縁の一助となれるのです。
有り難いことです。
強化部長様のお話でもそう
ふれられていました
本日の大般若転読大護摩供は
導師の方が
次第を声明で唱えてらっしゃいました。
声明の独特な上がり下がりが素敵。
御坊方も普段お見かけしない方々も
いらっしゃるようで
凄くたくさんいらっしゃいました。
行き帰りは境内をお練りで進みます。
本坊の3階にて
お食事つき懇親会があり
会計報告や
新会員さまの報告などもあります。
21日のお写経のお部屋でもあります。
美味しい精進料理をいただきます。
烏龍茶にビールもあります。
長くなりましたので
不思議なお話はつぎで。