御前様がいらっしゃいまして
仏舎利塔の前まで進まれます。
ご供養は
四智讃からはじまりました。
そして般若心経、廻向、般若理趣分と続きます。
先ほど洞穴弁財天さまのところで
金剛界礼讃がどうしても
前半が口から出てこなくて、仕方なく最後だけ
おとなえし、代わりのように般若理趣分が
出てきたのですが、ここに繋がっていました。
柴燈護摩入門されて
お護摩が始まりました。
紙灯籠を頼んだ方々のお名前が
読み上げられていきます。
こちらも例年になく
たくさんの方がお申し込みされていました。
我が家も
申し込みをして数年になりますが
最初は小さな紙灯籠から始めて
だんだん大きな紙灯籠を申し込みさせていただけるのは
有り難い功徳をいただいているからです。
本当に有り難いことです。
高尾山の護摩札など
とにかく素晴らしく字が美しいのです。
美しい字で書かれた灯籠を見ていると
飯綱山でお世話になった
F先生がお声がけ下さいました
追加で当日にも
申し込みさせていただいたのですが、
なんと
紙灯籠に書かれた名前や願意を
F田先生がうちわを振って
乾かしてくださったとのこと。
有り難いことです
今回の柴燈護摩は
夕方に雨が降っていたせいもあってか
もうもうと煙が凄くて
火の粉も凄かったです。
洋服で行っていたのですが
火の粉で穴がいくつもあきました。
煙も
狙いうちですよね?
と言うくらいまっすぐに何度も来るので
これはもう、
祓っていただいてる
としか、思えないくらいなのでした。
有り難すぎます
そして
また、天からは大粒のキラキラ✨した
雨粒がぱらぱらと落ちてきます。
一瞬のことでしたが
まるでスローモーションをみているようで
みなさま、あちこちから
感嘆の声が漏れていました
お護摩が終わった後は
御前様を見送った後、先達さまから
薬王院境内の天狗様の前で
御法話をいただきます。
修験道のこと。
六根清浄のこと。
山で何を修行しているのか。
修行したら何がいいのか。
法螺貝のこと
など
有り難いお話をいただきました。
そして
最後に素晴らしい法螺を
立ててくださいました。
威風堂々
お護摩の終了と同時に
山内には霧が立ち込めてきました。
さらに幻想的で
御山の息吹を感じます。
講の方々が設置してくださった灯り。
美しい景色を見せてくださいます。
来年も上がってこられますように。