大峯の稲村が岳山頂大日岳にて。
大日如来さまの御前で
山先達さまから
秩父＊今宮神社の役尊神(役行者さま)祭の話を
伺うことになるとは…。
文字どうり、びっくり仰天しました
心臓がばくばくしました
秩父の今宮神社に
役行者が祀られており、柴燈護摩が行われること。
ご縁があって、初めての役行者祭の柴燈護摩に
立ち会ったこと。
宮司であった方(父君)と親しく交友があったこと
などをお伺いしました。
花供から戻った翌日、
秩父今宮神社の役行者祭に参加することをお伝えすると
大変に喜んでくださり、
『くすのきは元気かな』と、
クスノキの大木があったことなどを
さらにお話し下さいました。
くすのきは八大龍王の御神木として
大切に祀られていること。
雨による侵食が進み少し元気がないことなどを
お伝えしました。
この場所で、役行者祭のことにふれたことが
ほんとうに不思議でした。
何故なら、最初は、花供に参加することで、
役尊神祭には参加出来ないと諦めていたのです。
花供が終わってから、バスの移動時間と
新幹線、在来線の最終を考えると
さらに一泊しなくてはならなかったので
役尊神祭には参加出来ないはずでした。
仮に、ギリギリ帰宅できたとしても…。
土曜日遅くに帰宅して、
翌日曜日に早朝から家を空けるのも、
流石に家族に甘えすぎな気持ちもあり
諦めた方が良いかなと考えていたのです。
けれど、
曼荼羅小屋に神道護摩壇が設置される年でもあり、
神社での、神道建ての護摩供を見れる
年に一度の貴重な機会。
悩ましい問題でしたが、
神変大菩薩さまが道を整えてくださったとしか
思えないような、不思議の連続が重なり
役尊神祭に参加できる運びとなったのです。
これはもう、足が痛いとか言っとる場合じゃなく
這ってでもいくやつです
左膝が痛くて…。
不在の日の御縁日行などをまとめて行じたことで、
正座の時間がめちゃくちゃ長くなってしまったこと。
毎月の登拝などで膝の疲労が溜まっていたこと。
稲村が岳の下山時、膝を少し捻ったこと。
などなどが重なってちょっと膝を痛めてしまいました。
湿布してサポーターもつけて家を出ましたが
まっすぐは歩けず…。
これは今宮神社までかなり時間がかかるなぁと、
秩父神社も遠くからの遥拝で失礼して、
ゆっくり今宮神社に向かいました。
かなり足を引きずっていたのですが、
今宮神社の境内に入ったら。
痛みがなくなりました
普通に歩けます。
びっくり！！
八大龍王、役行者さま
今宮神社のご本尊さまに
花供に参加でき無事に帰宅したご報告と御礼。
そして山先達にお会いしたこともお伝えしました。
さらに驚いたのは
八大龍王のくすのきが
凄く元気になっていたこと！！！
枝には美しい緑の葉が繁り
さわさわと気持ちよく揺れていました
こんなに茂っていたっけ？
渡り鳥のアオバズク
わかります？
くすのきで子育てをするんだそうです。
めちゃくちゃ綺麗な葉を広げています。
これは是非ご報告せねば！と、
お世話になった先達様へ
山先達さまへの
写真とメッセージをお願いしました。
すると
すぐにお返事が！！
とても喜んでくださいまして。
いただいたメッセージに
改めて、頂いたご縁の不思議とありがたさを
噛み締めました
美しい…
神社での柴燈護摩。
ここしばらくの流れがあり
他でも所縁ある神社での柴燈護摩が
復活しつつあるようです。
丹生都比売神社さまとか。
役尊神祭の柴燈護摩供では
ちょっと不思議な感覚がありました。
お護摩の途中。
風天様、水天様を
強く意識するような感覚があり
普段あまり唱えないご真言ですが
口から出よう出ようとするようでした。
今宮神社さまにいる時には
全く痛くなかった左膝。
神社からでたら
戻ってました
先生方が、えっちら歩いている私を
気にかけてくださり
ピックアップしていただき
西武秩父駅まで送っていただきました
助かりましたー💦
曼荼羅小屋の皆様が
花供に参加したことを
凄く喜んでくださり
自分の事のように喜んで下さいます。
私自身も
今回初めて別の講を知る機会をいただいたことで
改めて、
学んでいる場所の大切さを感じることができました。
修験道を学ぶ場所はたくさんあれども
質も機会も場所も多種多様なんですね。
花供での貴重な経験や学びを
糧として、
また研鑽し、共有し、更に高めていきたいと思います。