素晴らしかった、秩父神社*令和6年御田植神事。 | 開運*招福Kyotoレシピ*いつも心に御神仏を*〜classy-angelique-style〜

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*四柱推命
*易断
【神様*絵本 大祓祝詞】


さて。

いよいよクライマックスです!

おねがい


秩父今宮神社さまより

水麻(八大龍王神の御神徳)を、授かり

御神幸行列を組んで、秩父神社さまへ

戻っていかれました。



今宮神社さまの境内でしばし過ごした後

秩父神社の御田植神事を見るために

メンバーさんと一緒に

3人で秩父神社へ向かいました。



見逃すわけにはゆきません

おねがい


境内の石畳の参道にはしめ縄が張られていて

結界で守られています。

縄のまわりをたくさんの人が集まって囲んでいました。


なんだか…

石畳の参道がきらきら反射して見えます。

まるで水面みたい。


私達が秩父神社に到着した時は

まさに神殿内で配膳の儀が行われていました。


後から教えてくださったのには

神社の拝殿内で食事ができるのは

この時だけ。そして神部の方々だけなんだそうです。

照れ

    

『御田植神事』午後三時頃〜(秩父神社境内)

御神幸行列が秩父神社に戻ると、
作家老は,今宮神社より授与された水麻を、
田の水口をかたどる「藁の龍神」の頭部に
供えます。
すると、境内の敷石に龍神様の御神霊が行き渡りそこは一面の水田となります。

拝殿では
神部一同の配膳の儀や
神職による坪割りが行われたあと,
神社境内にて御田植神事がはじまります。

菅笠・白装束の神部たちが
神社境内の敷石を田に見立て、
苗代作りから種蒔き、田植え、収穫までの
農耕儀礼を、田の調べに乗せて演じます。
山の神(水神)を田畑にお迎えし、
一年の豊作と生活の安堵を祈る
春のお祭りで、
埼玉県無形民俗文化財に指定されています。



作家老が持ち帰った水幣を

藁の龍神の頭部に供えます。









マイクで一つ一つ説明がありました。



御田植唄も、

お一人で歌ってらっしゃいました。

頂いた資料から。


    

秩父神社御田植祭について

神社の祈年祭にあたる『御田植祭』は、 
埼玉県無形民俗文化財に指定され

古くは旧暦の2月3日に
行なわれておりましたが、
明治6年の改暦によって一旦3月3日となり
その後4月4日に改められて
今日に至っております。

この神事は、
春の農作業に先立ち、
今年も豊作であってほしいと祈念し、
境内を神田に見立て、
苗代作りから種蒔き、田植え、収穫までの
模擬的水田耕作が、「田植唄」を歌いながら行なわれる予祝神事です。

春に山の神が里に下る民間信仰でもあり、
御田植祭保存会会員約50名が神部となり、
白丁を着装して奉仕致します。


耕作擬態に先立ち、
午後1時の「御本殿の儀」終了後、
神職、笛・太鼓を奏でる神楽師に

先導された神部らが行列を整え、
西方に位置する今宮神社へと
「券神事」(水乞い)に向かいます。

今宮神社で水幣に水神様を憑依して戴いた後秩父神社へと戻り、藁縄で作られ

鳥居下に飾られた大蛇の鎌首の下に
水麻を差立てることにより、
神田に水が満たされたことになります。

次いで神部達は御本殿で白飯・煮豆の供応を受け、
更に神職二名による「坪割神事」に
立会った後、
神田に向かい愈々御田植神事を執行致します。

この神事は埼玉県内では
低地の稲作地帯には見当たらず、
山間の秩父地方だけに伝承されていることが
注目されています。

また、
12月3日に執り行なわれる秩父神社例大祭
「秩父夜祭」
では、
縄の大蛇が御神
幸行列の先頭を進み、
豊作をもたらしてくれた清らかな「お水」を

武甲山の山の神にお返しに行く
新穀感謝のお祭(新嘗祭)でもあるのです。


☆御田植神事の内容

・田仕事の相談
所作の開始にあたり、作家老、神部等が集まり今年の田仕事の相談を行う。

*苗代づくり
・田打ち
作家老を先頭に、神部等は列を整え鉄を振り下ろし、田打ち(田起し)の所作を行う。

・くろぬり(胖ぬり)
田打ちの後、神部らは2列になり、を使用して土を掻き揚げ、張り付ける等して、
くろぬりの所作を行う。

・代掻き
2名が鼻取竹(馬)の両側を持ち、その中央に縄を結び他の1名の神部が(意縄)に付き、『馬』の模倣を行う。後にはササラを持った神部1名が「ホイ、ホイ」と叫びながら鼻取竹(馬)の中央を叩き、御田代を走り回りながら
馬耕の所作を演じる。

・田ならし
作家老を先頭に、鍛を左右に振りながら田ならしの所作を行う。

・種籾まき
家老と神部1名は、籠に入れた種籾を苗代に播く。この種籾は前年の「私
で大前にお供えされた神饌田の稲穂が使用される。

*本田づくり

田打ち

苗代の種播きがすむと、本田の田打ちの所作を行う。(所作は苗代の場合と同様)

・くろぬり(畔ぬり)

田打ちの後、神部らは2列になり、鍬を使用して土を掻き揚げ、張り付ける等して、くろぬりの所作を行う。

・肥料まき

カッチキ(刈敷)と呼ばれる肥料の切り藁(一尺二寸ないし三寸程に切ったもの)を本田に敷き込む所作を行う。

・代掻き

苗代の場合と同様『馬』で本田を耕す。

・田ならし

作家老を先頭に、鍬を左右に振りながら田ならしの所作を行う。(所作は苗代の場合と同様)


・田植え

神部1名が鼻取竹(馬)で御田代の両側を尺取り、他の1名がその竹の端に藁で

印をつける所作を行う。次いで反対側も同様に行い、その後、神部らは「田植え唄」

を唄いながら田植えの所作を行う。

・餅まき

田植えが済むと餅まきとなり、秋の収穫を表す。無病息災・開運招福をもたらす

縁起物の「お餅」をどうぞお受け下さい。



本日は秩父神社御田植祭へのご参列
誠にありがとうございました。

以上資料より。


そして、

この神部の皆様方が素晴らしく気さくで面白く

全身全霊で、御田植神事をたのしまれていました。

とにかく一つ一つの作業工程が

端から端まで一往復なんですね。びっくり


かなりな距離ですが、

それを何回も往復しなくてはなりません。

作業によっては、腰を下げたままで移動。大変です。

それを皆様和気藹々と楽しげにされています。


そんな愉快で賑やかで楽しい雰囲気に釣られて

私たち3人も手拍子を始めたのですが。

『一緒に歌って盛り上げてよ。』

と歌詞を書いた紙を

手渡されてのリクエストをいただきました私達は……びっくり

もうノリノリで、かつ真剣に

田植え唄を歌うことになったのでした

チューチューチュー


「田植唄」

御代の永田に 手に手を揃えて

急げや早苗 手に手を揃えて

一本(ひともと)植うれば 千本(ちもと)になる

神のみたまの 御年の苗




これがですね〜おねがい

神部の方々、人を乗せるのがお上手でして

折り返し地点前にいる私達の前を通るたびに

『いいわ〜。 がんばれるわ〜口笛

と、おっしゃってくださるので

俄然張り切る私達なのでした笑い泣き

中に入ってやりなよ。とまで言っていただきましたが

流石にそれは女人禁制なのでは?!?

と、ご辞退申し上げました💦


最後は収穫を祝う餅撒きです。

私たちは石畳の端にいたのですが

世話役の方々が、

『早よ前に行かないと、お餅なくなるよ。』

と、気にしてくださるのです照れ


なるほど!びっくり

だからみなさま

早くから場所取りしてらしたのですね!


まぁ、頂けたら頂けたでラッキーだし照れ

私達はなんかもう十分過ぎるくらい頂いたし。

くらいに思っていたら。

なんと、神部の皆様が

服の中にお餅を取り置いてくださり、端まで走って

持ってきてくださいましたおねがい

で、次から次に来てくださるので

思いがけず、たくさんのお餅を頂いたのでした。


おまけに、馬まで!?!笑い泣き


『車?電車?』と、聞きつつも

『はい!縁起物だから、玄関に飾るといいよ!』

と、渡してくださった『馬』


馬。

かなり高さがありますよ

チュー




車内持ち込みOK?

…武器じゃ無いです。

縁起物です

チュー

種蒔きでの種籾や、

田植えで植える藁やら

たくさんたくさんの縁起物をいただきました。


私達は再度拝殿へ。

神事に参加させて頂いた御礼をお伝えして

まだまだ名残惜しい秩父神社を

後にしたのでした。






せっかく頂いた有り難い縁起物。

神棚と御宝前に

お供えいたします。

また来年も参加させていただきたく

よろしくお願い申し上げます。

おねがい