今宮神社さまの龍神祭の場で
師から授かった散杖。
嬉しくて嬉しくて
…気配が凄くてビリビリします
筒に入っているのに!
それでもまだ龍神祭の時は
大人しくしてくれていたのですが、
お昼ご飯の時からうずうずしはじたようです。
龍神祭のお話は後ほど。
水分神事に、秩父神社さまから
『水乞い』にいらしたご一行様が到着し
いよいよ水分神事が始まりました。
先に終わった龍神祭で、
まさに武甲山から降りてきていた龍神方が奥から出てきて、
渦巻いているので
散杖が反応しまくります。
水分神事の中の
水麻授与の儀
水分祝詞奏上
水乞祝詞奏上
と続き
玉串拝礼の辺りから、
そして、続く直会の辺りにはもう
龍神池に意識が向くようになっていきます。
水麻授与の儀の途中からは
もう、
龍神池に散杖を浮かべたい。入れたい。かき回したい。
しか、頭には有りません。
上みても、横見ても、どこみても、
目が合います。
仮に…
龍神池を大きな香水器に見立てたとして
龍神池で香水加持をしてもよいものかしらん
けど、もう、散杖はやる気満々。
先生にお尋ねしてみるしか無い…。
難しいようなら、頂いた龍神水で
帰宅してからしよう。
それで、我慢していただくしか無い…。
なんとなんと
伺ってみると
みなさま、
様々に龍神池を使わせていただいているご様子。
おまけに、
国生みの矛のお話も伺い
めちゃくちゃ納得したのでした!
らんばん加持のたびに
感じていたこととおんなじだったから
それでは、と。
略儀ながら開眼させていただきました。
だって…もはや龍杖です。
白銀の龍が、散杖の上というか、
一体化しようとしてるみたいに、乗っています。
少し癖のあるままに、
三鈷杵も無いし。杖を置けないので
指も難しいなぁ。と思うまもないくらいに
散杖が動きます。
なるほど…念珠も、杖も気持ちよさそう。
善い滑らかな音。
祈願のおん きりきり。
そして、もう一回!?!
供養のおん あみりてい。
…そうきましたか
逆順?
順逆?
なるほどです
そうですよね。
やっぱりあなたは修験の散杖なんですね。
じゃあ龍でもいいのかな。
らんばん加持、
酒水加持の時には
背中から大きな光を感じました。
終わって振り返ったら。
みんなが見守ってくださっていました。
なんかめちゃくちゃ嬉しかった〜
連れて帰った散杖ですが、
まだ続きがあるんです
続きます