お待たせ致しました
🙇♀️
如月21日御縁日の
御前様の御法話です。
いつものように
優しく深い、響くお声で、静かにお話しは
始まりました。
いつも録音したいと思うくらいなのですが
メモと記憶に頼るしか無いので
御前様の言葉の選び方
息遣い、トーン、あの空気感までを、
全て書き起こせないのが残念でなりませんが、
こんなお話をされたんだなぁと思っていただき
是非、21日9時のお護摩に参加なさってみて
実際に、あの場で御前様の御法話を頂きたく存じます。
今日は雨ですね。
まさに甘露の雨ですね。
今朝は早くから得度式がございました。
お祝いの甘露です。
雨の中、お足元の悪い中を
遥々御山を登ってこられ
ありがとうございます。
今日はお山に霧がかかっておりますが
まさに霊気満山高尾山
御山の生きとし生けるすべてのもの
その命の営みの姿を
こうして見せてくださっているように
感じます。
人の一番美しい姿
というのは
心静かに胸の前で手を合わせ祈る姿だと
言われています。
胸の前で合掌した両手は
左手が自分。
誰かを想う心や
誰かを想う心や
ご神仏への敬う心を真摯な祈りにのせて
届けよう、受け取っていただこうとする
祈りの手です。
右手は、
尊い存在、ご神仏であるといいます。
尊い存在、ご神仏であるといいます。
私たちの祈りや、
信仰の誠を受け止めて、
受け入れてくださる
ご神仏の御心そのものです。
信仰の誠を受け止めて、
受け入れてくださる
ご神仏の御心そのものです。
今、みなさまが合掌されている手は
このお堂を出られたり、お山を降りられたら、
合掌の手をお解きになられるでしょう。
合掌の手をお解きになられるでしょう。
ですが、みなさま。
どうぞ御心の中、胸のうちの合わせた手は
解かれませんよう、
しっかりと
しっかりと
ご神仏と結ばれていていただきたいと存じます。
というような御法話で御座いました。
堂内はご信徒のみなさまの
感涙される息遣いに満ちていて、
嗚咽がダダ漏れの方もいらして。
優しい気持ちで、堂内がいっぱいに。
有り難くて、本当に泣けます
これまで聞いた御前様の御法話の中でも
間違いなく上位に入る、素晴らしい御法話でした。
この座には、
八王子芸妓衆の美しい姐様方が参座されていて、
美しい容姿はもちろん、美しいお心内が
外へと滲み出てくる。合掌した姿が美しい。
というお話から、合掌のお話へと
移り変わっていきました。
今回のお護摩も大変力強く
先達の頭のお声も素晴らしいものでした

そして、今回のお護摩では、
摩尼宝珠がたくさん現れまして
ふよふよ飛んでいるような感覚がしました。
大小様々な摩尼宝珠。
御前様から溢れ出ているように感じました。
合掌の手が自然と三宝印に。

有り難くてまた泣けてきちゃうのです。
こうして21日詣を続けさせていただける
時間と健康と理解をいただきながら
高尾山に上がらせていただけるご縁に
深く深く感謝させていただくのです
