【高尾山*薬王院】葉月21日 飯縄大権現さまご縁日 三日連続の高尾山! | 開運*招福Kyotoレシピ*いつも心に御神仏を*〜classy-angelique-style〜

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【神様*絵本 大祓祝詞】


葉月21日
今日は飯縄大権現様ご縁日です。
三日連続の高尾山です
ラブ

今月から21日には光明真言供を修法することに
しました。飯縄大権現様のご縁日でもありますが
お大師さまのご縁日でもありますから照れ

その前に高尾山へ。

21日のご縁日の朝9時からのお護摩は
特別なお護摩です。

天虞から始まります。
私はただ今、練習中でして、ようやく
兄弟子について誦える事ができるようになったばかりです。
最初の一音目をビシッと決めるのが難しく
最後の低音は、女性の声域には、かなり低いのです。
高尾山の天虞…素晴らしいのですラブ
是非聞いていただきたいのですおねがい

今日の御前様の御法話は、
胸にグッとくるお話でした。

立秋を迎えて、まだまだ酷暑が続いています。
それでも夕方になると、
御山は秋の虫たちが鳴き始めています。
とお話は始まりました。

先代がおっしゃっていたこと。とお伝えくださったお話は、

自然を大切にしよう。
とか
地球を大切に。
とか、
それはそれでとても良いことですが、
果たして、それは正しいのか?ということでした。

自然の脅威を前に、度々為す術なく
打ちのめされる。

高尾山とて別ではなく
何度も何度も、激しい天災に見舞われ
その度に、
たくさんの人の努力で復興を成し遂げてきた歴史がある。

どんなに科学や技術が発展しようとも
自然の脅威を前に、人間はなす術はなく、
大切にしよう。とか、守ろう。というのは
人間の目線からの言い方に思えはしないか。


自然を前に、もっと謙虚な姿勢で
生かされていることに感謝し、
有り難く精一杯で命を生き抜く。
それが何より大切なことではないかと思う。

というような内容のお話でした。

先代の大山貫首様のお話が中心だったのですが、
お護摩の後、奥の院での出来事で、
その意味が少しわかったように感じました。


ご本社から奥の院へ上がる階段の途中。


御山に秋の気配


紫色の桔梗が一輪


奥の院へ上がり

いつもの掃き掃除をさせていただいていた時のことです。


奥の院の不動堂で手を合わせてらっしゃった方から

お声がけいただきました。


とても上品な方で

手にお護摩を申し込みされた方がいただく袋を

下げていらっしゃいましたので、

先ほどの9時のお護摩でご一緒させていただいていたはず。


『ご苦労様でございます。

ありがとうございます。

お手伝いもせずに失礼させていただき

申し訳ありません。』


いえいえ。ご苦労様でございます。

照れ

とお伝えして。


お別れしてから、掃き掃きしていましたら、

いつも奥の院でも、ご一緒になる方が

『あの方、ご存知なの?』

とおっしゃるので

『いいえ。存じ上げません。ご存知なんですか?』

と聞くと

『前貫首さまのお身内の方よ』

と。


びっくりびっくりびっくりびっくり

だから、御前様は、前貫首さまのお話を

使って御法話をされたのですね。


きっと御前さまとのお話を

嬉しく聞かれたのではないかと思うと、

私まで嬉しくなりました。


芸事のお師匠様をなさっていると伺い

納得

立ち居振る舞いから物腰、お声まで

とにかく美しい方でした

ラブ


優しい気持ちで満ちている御山です。





仁王さま

《あ》

ものの始めを大切に。



仁王さま

《うん》

ものごと、けじめをしっかりと。