我が家の子供達は小さい頃から
毎年2回歯医者さんで定期検診を受けてきました。
歯が弱い私に似ず、歯並びも良く、かつ、歯が丈夫。
年に2回の検診で、
歯石のお掃除をするのですが、
今年の春に、
19歳の息子にちょっと心配な所見が見つかりました。
既に18歳の時から、下の横側に、白い苔状のものがあり、
痛みや違和感はないものの、
かなり帯状に長く厚く付着しているとのこと。
大きくなったり、痛みが出たりがないか
様子を見ていきましょうと先生に言われて
一年間、様子見してきたのです。
全く変化はないものの、
自衛隊の健診で"要検査"となり、
改めてホームドクターから、
大学病院の口腔外科に紹介状を書いてもらって
行ってきました。
この頃から、全く気にならないから、若干痛い時がある。
に変わり、気にするからか?
痛みが常にあるに変わっていきました。
大学病院では、その日のうちに、細胞検査となり
翌週に結果を聞きにいくことになりました。
この時の担当医の方の説明が秀逸で、
私は初めて、"舌さん。ありがとう…"と思ったのでした。
舌って、めちゃくちゃ敏感なのに、
冷たいアイスクリームから熱々の焼き肉やラーメンまで、
ものすごい温度差を耐えている器官なんですって。
網から下ろしたての焼き肉や揚げたての天ぷら、
指でつまむことさえ出来ませんよね。
舌はそれを受け止めてくれてるんです。
舌って、脱皮というか、常に更新されているんだそうです。
息子のように、舌の横が真っ白になるのは
苔がついているわけではなく、
繰り返し繰り返し、圧や刺激を受けて、
その部分が硬くなり、組織が剥がれずに堆積した結果、
下が見えなくなり、白く見えるんだそうです。
厚くなった踵と、同じ仕組みだそうですよ。
1週間後に細胞検査の結果を聞きに行きました。
結果は、今の所安心していいとのこと。
ただし、100%問題なしとは言い切れないんだそうです。
舌癌は進行が速く、
問題なしと判断されたうちから
1年以内に要検査に上がる割合が結構高いとの
エビデンスもあるんだそうです。
結構、確率が高くて驚きました。
2年後、3年後は、もっと確率があがるんだそうです。
というわけで、
最低でもこの1年間は丁寧に見ていきましょうと
いう事になりました。
1ヶ月後、2ヶ月後とチェックアップを受けて
次回は2ヶ月後です。
その後は3ヶ月後になりそうです。
口腔洗浄液でのうがいと、
丁寧な歯磨きを指導されていました。
舌はめちゃくちゃ頑張り屋さん。
労ってあげましょうね。
息子も、歯医者さんに定期的に行っていたから
見つけていただきました。
下の横って、普段みませんものね。
私自身も口腔外科で親知らずと歯の根の破砕したのを
抜去してきて、舌もかなり痛めてしまい
毎日の勤行にも支障が出るほど腫れてしまいましたが
般若心経とか、お経って
舌をあまり動かさずに唱えられるんですね。
リハビリにいいなぁと思いました。
お経リハビリ。おすすめです。
そうそう。
たまたま娘とそんな話になったんですよ。
細胞が喜ぶ言葉を言霊って言うんだろうね。
細胞が喜ぶって、
細胞の中の水が振動することを意味するんだろうね。
喜ぶ言葉は、波紋が外へ外へ広がり、
隣り合う細胞へ伝達して膨らみ拡がってゆくイメージ。
悪い言葉は、
中へ中へ波及して、硬く萎縮していくイメージ。
それが外に出たのがオーラで、
そのイメージをそのまま纏うから、
他人に与える印象や人が受け取る印象が
暗くなったり、明るくなったり。
で、それが周りにも影響を与えて、
周り回って、自分に帰着する。
大切ですね。