京都の華厳寺
通称鈴虫寺
では1年中鳴く鈴虫の声を聞きながら
愉快な法話をいただきます。
その後、黄色いお守りを購入して
外の幸せ地蔵さまで祈願をします。
法話では、楽しいお話をいただきながら
願掛けのコツを教えていただくのですが、
順番が大事。
ということを懇切丁寧に教えていただくのです。
相手が自分のことを知らないのに
付き合えます様に。
とか、
結婚できますように。
といきなり願掛けしても、その道のりは遠いのです。
これは、
合格祈願でも、当病平癒でも
同じ事が言えますね。
合格祈願なら
先ずは
本人に合う学校が見つかります様に。
見つかったら、
その学校に入れる努力をしますので、ご縁がいただけます様に。
今までの努力が身を結びます様に。
で、ようやく
合格できますように。
となるのです。
今までご縁をいただいてもいないのに
受験直前になって合格しますようにと顔をかけても
難しいとのとのことです。
意中の方と付き合いたい！
結婚したい！
と高まる気持ちは分かりますが
ここは先ず足元から固めていきましょう。
面識がある方ならまだしも、
あちらは全くあなたを知らない場合は
ワンステップ追加です。
先ずは
知ってもらえる機会をいただけますように。
次は
親しくさせていただけますように。
そして、
彼にふさわしい自分になれますように。
ここでようやく
彼に振り向いてもらえますように。
そうしてから、
彼とお付き合いできますように。
大事なことは
方法や時間など細かな設定は
神仏にお任せするのが一番です。
本当は
自分に合う素敵な人に出会えますように
が願意としては
一番いいとおっしゃっていました。
そして、何より大切なことは
自分は自分で努力をするので、
神仏のご加護を賜りますように。
という、能動×受動の気持ちが大切ということを
理解した上で願掛けをすることです。
自分は何もしない、動かないのに
神仏だけ動かそうとしても
道理がありません。
運は自ら動くことで開けます。
彼の好みを知る。
彼の好みに合わせる。
自分を磨く努力をする。
それでも叶わない恋は
ご縁が無いのです。
無いご縁を無理に結ぼうとしても
良い結果、最善の結果には繋がりません。
人事を尽くして天命を待つのみです。
『人事を尽くして天命を待つ』とは『
じんじをつくしててんめいをまつ』と読み、
人間の能力で可能な限りの努力をしたら、
あとは焦らず静かに結果を天の意思に任せる、
という意味があります。
全力を尽くしたのであれば
事の成否は人知を越えた天任せなのだから、
「どんな結果になろうとも後悔はない」
という心境を表す言葉としても使用されます。
以上ネットの解説よりお借りしました。
