第117回*高尾山秀峰会峰中修行会
②穀断と③水断
それは…感謝
さて
①業秤の修行を終えた私達は
先達を先頭に、一列に並んで進み
不動堂を出て、琵琶滝へと向かいました。
今回は修行会なので
私語は禁止。
ひたすら無言で歩きます。
また、次の修行は②穀断と③水断なので
不動堂を出てからは、食べ物断ち。水断ち。です。
琵琶滝で法楽の後
次の修行場まで山道を歩いて行きます。
目的地は二本松。
二本松といえば🤔
琵琶滝ルート山内八十八大師巡拝で
御法楽をする場所。
いつも気になる場所があって
なんだろう。何の気配が残っているのだろう?
🤔
と
気になる場所があるところでした。
最初に渡されていた
生米とお水
それぞれの御真言をいただき
大先達が読経するなかで捧げていきました。
修行が終わってから、
水やお菓子を食べても良いと言われました。
本来ならこの時に
お菓子などをみんなで与えあって供養する
のだそうですが、
こんな折なので、分け合うことは無しでした。
さて。
ここから仏舎利塔まで、山中は回峰行です。
大日如来さまのお腹の中にいると感じながら
掛け念仏を唱えながら登ります。
雨は高尾山の木々が遮ってくれるため
ほとんど塗れないのですが、雨合羽を着ているため
汗だくのサウナ状態で、ヘロヘロです。
そこへもってきて、大声での掛け念仏。
マスクもくるし〜💦
でも
先達方は法螺貝も吹きながらの
慚愧懺悔(ザンギサンゲ)〜と頭をいわれるので
その後の助を引き継ぎ
六根清浄〜と続けます。
ちなみに
回峰行とは。
修験道では峰入り修行が行われる山岳は,大日如来の金胎の曼荼羅で,山中の自然現象はすべて,大日如来の説法であるとされる。そして修験者は全体として大日如来と自己の成仏の可能性を示す衣体を身につけて山中に入り,崇拝対象をあがめて,成仏過程になぞらえられた十界修行をし,その最後の〈正灌頂〉で金剛界,胎蔵界の秘印を授かることによって即身成仏しうる,と教えられたのである。即身成仏するということの意味は,正灌頂とあわせて授けられる〈柱源(はしらもと)供養法〉などによると,修験者自身が天と地を結ぶ柱になることを意味していた。…
です。
それでは、いよいよ私がめちゃくちゃワクワクした御修行。
④相撲に続きます!
私、この修行、すごく好きでした!