ここ1.2年で
日本という国の流れに
大きな変化の波が来ていると感じる事があります。
読み聞かせの関係や
PTAの関係で
小学校、中学校、高校に関わってきましたが
明らかに変わりつつあることがあります。
それは、日本人の心や本質について
語られる場面が増えてきたということ。
震災など自然災害を経験することで
諸外国に日本人の良いところが
広く知られていることも
関係しているのだと思いますが、
その諸外国が持つ印象を
講話や新聞やネット記事などを通じて
国内にフィードバックされています。
子供たちは、日本人の良さや
外国が日本に持つ印象を
お便りやクラス通信などから知らされて
自国に誇りを持てるようになっていきます。
ネットの普及は
与えられる教科書を鵜呑みにしない
自分で検索して真実を探す精神を育んだ
こどもたを育てました。
検索して得るネット社会の記述を
鵜呑みにすることなく、
様々な媒体の記述と比較検討する。
次はそこに体得を加えて欲しい。
そこが次のステップになるのではないかと
思っています。
読み聞かせの世界でも
神様を扱うお話、絵本が増えてきたように思います。
今までも、草の根活動の様に
季節ごとに神様のお話が読まれてきました。
干支のお話や
海幸彦山幸彦のお話。
節分のお話。
一寸法師や桃太郎、金太郎のお話。
子供たちは知らず知らずに
日本の神様に親しみ
潜在的な知識をもっています。
日本人は無信心で宗教を持たないと言われますが、
そんなことはありません。
トイレには神様がいて
お米一粒にも七人の神様がいて
誰もいない家に帰宅してもただいまというのです。
太陽はお日様で、雷は雷様です。
八百万の神様がいる国です。
地域には氏神さまの神社があり
檀家をもつお寺もあります。
初詣に始まり夏祭りに秋祭り。
お宮参りに七五三。
誰にも奪えなかったのは
私達のすぐそばにあり
あって当たり前の場所なのです。
古事記を小学生のうちに。
出来れば絵本などで赤ちゃんのうちから
触れることができればいいな。
国史として学びの時間が
小学生からあればいいな。
神様ってなんだか口にしにくいけれど
照れずにもっと言葉にしたいな。
言霊という素敵な言葉がある様に。
神様ありがとう。
神様大好きって伝えたい。
