【全てにおいて意味のあること】ということ。”ご立派なおばあさま” | 開運*招福Kyotoレシピ*いつも心に御神仏を*〜classy-angelique-style〜

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日々の暮らしの中にみつけた大切なkoto
幸せは自分の中に種を蒔き育み育てるmono
日々の豊かな暮らしを重ねるコツをお伝えしてまいります。
*真言宗密教僧阿闍梨
*修験道
*鎮宅霊符師
*密教宿曜占星術
*四柱推命
*易断
【神様*絵本 大祓祝詞】


ここ最近になって
普段はあまり意識に上がってこない祖母の事が
たびたび思い浮かぶのでした。

時を同じくして
額の先の少し上に、
薄緑に浮かんで揺れる白い丸い小さな光があります。

こちらのブログを読んで
ハッといたしました。
白い丸い小さな光の正体は…。


先の高尾山内八十八大師巡拝でも
最初から、護摩供をお願いするつもりだった
身内の名前を書いている最中から
父方の祖母、母方の祖父母が
思い浮かんで仕方ないのでした。


父方の祖母と言えば
京都の矜恃を最期の瞬間まで持っていた女性で
とにかく厳しくて怖い存在でした。

病気で辛い時でも
床に就いていても
いつもきちんと着物を着ていました。

食事の支度が整った事を
祖母に知らせるのは私の役目で
祖母の居室だった
南向きの一番見晴らしの良い和室の前で
正座して声を掛け
返事があってからでないと襖を開けることは
許されませんでした。

祖母といえば
着物。お化粧品の匂い。蕎麦ぼうろ。
"仏様からのお菓子"と言って懐紙から取り出す
蕎麦ぼうろは抹香くさくて
子供の頃の私にとっては
貰っても嬉しいお菓子ではありませんでした。

"居ない"という意味の"おらへん(居らへん)"
というと"いてません(居てません)"と言いなさいと
何遍も何遍も注意された事を思い出します。

厳しくてほとんど口をきいたことのない祖母でしたので
普段は声も口癖も顔も浮かばないほどです。
ほとんど毎日、
お寺さんへお詣りに行っていて不在だったこともあり
一緒に暮らしていても
接点が少なかったんです。

そんな祖母でしたが、
今になって分かってきたことがあります。

祖母は毎日毎日、家族の事を考えて
お詣りに行っていたということ。

今の幸せは
祖母が積んでくれた陰徳のおかげ様なんだ
ということ。

おばあちゃん。
ありがとう。