薬王院本殿での護摩行のあと
精進料理をいただきます
テーブルにはお料理が置かれており
好きな場所に座り
お食事をいただきます。
私が座ったテーブルに置かれていた
[天狗の落とし文]
素敵な和紙に書かれていました
初めていただく文でした。
お食事の前に
執事の方がいらしてくださり
お話を下さいました
天狗の落とし文
には様々な内容が有りますが
偶然受け取ったメッセージにも
意味を持っており
有り難く受け取るかで
人としての懐の深さに依るものです。
お大師さまの御心をいただく
巡拝に参加された皆様なら
有り難く受け取ることができるでしょう
お話の後は
食前の言葉をみんなで合唱して
お食事となりました
30分から1時間の自由時間があり
私達は、
千葉からいらっしゃった方々をお誘いして
弁天様に会いに行きました。
千葉から朝早い電車に乗っていらしたそうで
お父さんと小学校3年生の息子さんとの
初高尾山なんだそうです
にっこり優しいお顔の辨天様
佐藤導師のお話をいただきました。
薬王院本殿でもお話をいただいた方です

先の薬王院のお話とも重なりますが
高尾山にある全て
高尾山を形作る全て
木々や虫、鳥、草花の一つ一つが
精一杯の命を全うしている。
こう生きなければとか
こうあらなくては
などという気負いはなく
ただただ命を全うしている姿を見せてくれている
その命の営みの中に
弘法大師の教えがあり
高尾山はお大師さまそのものなのですから
お山へ入ってご縁をいただくということは
弘法大師のお身体の内に入り
修行をさせていただくということ。
お山の空気を身体にとりこんで
細胞の一つ一つにまで
大師の教えを取り入れて下さい
もう深いご縁をいただいたのですから
大師様の子も同じです
そして今日のその糧を
大師様からいただいた教えを
これからの生活において
活かしてください。
自分のみならず、周りにもその教えを
与えてください
という内容のお話でした
高尾山
春の琵琶滝
八十八大師巡拝
でした